津波避難ビル「アーチ・シェルター®

技術の概要

  • 「アーチ・シェルター」は、大地震発生時に、免震構造の建物「インナービル」が地震力をかわし、建物を取り囲む外殻「アーチウォール」が地震後の津波外力に抵抗する、ハイブリッド構造を採用しています。
  • 南海トラフや首都圏直下型地震の対策として、震度7クラスの大地震や浸水深20mクラスの大津波に耐え、人命と資産を守り、事業継続を可能とする津波避難BCPビルが求められています。
  • 「アーチウォール」は、極めて大きな津波外力に効率よく抵抗するために、平面的に楕円形状を採用。外周に取り付けたリブは、アーチウォールの剛性・耐力を高めています。「インナービル」はピロティ上部の免震装置を設けた底盤上に建設します。インナービルは、アーチウォールと底盤、隔壁により完全に独立区画されているので、津波の侵入を防ぎます。
  • 万一の浸水時には、インナービル中央部の吹き抜け空間の階段を使って屋上に避難できます。アーチウォールは漂流物から建物を守り、避難バルコニーとして機能します。
津波避難ビル「アーチ・シェルター」断面図
津波避難ビル「アーチ・シェルター」外観イメージ図

特許リスト

  1. 特許5984004「避難用建物」
    コア隔壁と外周防圧壁との間に避難階段が設けられ津波・洪水発生時の緊急避難先を確保
  2. 特許5984005「避難用建物」
    1.に加えて、建物本体と支持スラブの間に免震層を設置
  3. 特許6124072「水害対策用建物」
    床スラブやコア隔壁と剛結合した波返し付きの外周防圧壁が建物全周を囲い津波や洪水に対する抵抗力を高めている
  4. 特許6124073「水害対策用建物」
    3.に加えて、外部と建物の内部空間を連通させる複数の開口部が津波や流出物による外周防圧壁への衝撃を軽減
  5. 特許5850235「避難用建物」
    建物本体と外周防圧壁との間の吹抜け空間を上下に区画する水平隔壁は、外周防圧壁が破壊され水が流れ込んでも、水平隔壁上側への流入を防止

実施技術(許諾対象技術)

津波圧力に抵抗する外周防圧壁(アーチ・ウォール)に囲われた緊急避難先も兼ねた(免震)建物

実施許諾条件

50万円/年

想定されるライセンシー

ゼネコン、地方自治体、ディベロッパー

技術ページ

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