当社、信州ウッドパワー(株)、信州ウッドチップ(株)の3社が第9回プラチナ大賞「優秀賞・森林資源循環活用賞」を受賞

2021.11.8

第9回プラチナ大賞において、当社と、トヨタ ユー・グループとの共同出資によって設立した信州ウッドパワー株式会社、信州ウッドチップ株式会社の3社で応募した「日本の森林資源循環と地域活性化を実現する 2MW 地域密着型バイオマス発電の事業化」が優秀賞・森林資源循環活用賞を受賞しました。

プラチナ大賞(主催:プラチナ構想ネットワーク・プラチナ大賞運営委員会)は、課題解決先進国である日本が目指すべき社会を「プラチナ社会」と定義し、豊かで快適なプラチナ社会のモデルを示すことを目的に創設されたもの。イノベーションによる新産業の創出やアイデアあふれる方策によって地域の課題を解決し、プラチナ社会の目指す社会の姿を体現、または実現しようとしている取り組みを表彰します。

信州ウッドパワー株式会社・信州ウッドチップ株式会社は、長野県東信地域((とう)()地域を中心とした約30km圏内)で発生する間伐材由来やマツクイムシ被害材を含む未利用材を燃料として活用したバイオマス発電事業を昨年から実施しています。最新のICT技術を活用したさまざまな先進的取り組みによって、地球環境と森林林業、地域創生に最適な2MW未満クラスの小規模な木質バイオマス発電所を実現しました。

製材用原木に不向きな未利用材を処理・資源化することで、地域林業者および森林所有者に発電の利益を還元。皆伐・再造林を促すことで森林資源循環を実現したほか、森林の保全や育成につながる持続可能な林業経営を可能とし、12名の雇用も生み出しました。さらに、発電事業で発生するCO2排出量が、地域の森林が吸収するCO2量を超えないことによるカーボンニュートラルを実現、地域密着型バイオマス発電所のモデルとなっています。

最終審査発表会・表彰式の様子(選考委員と受賞者の皆さん)
最終審査発表会・表彰式の様子(選考委員と受賞者の皆さん)
表彰状を授与するプラチナ構想ネットワーク小宮山会長と優秀賞受賞者の信州ウッドパワー(株)・信州ウッドチップ(株) 陰山社長と当社の武田匡史
表彰状を授与するプラチナ構想ネットワーク小宮山会長と優秀賞受賞者の信州ウッドパワー(株)・信州ウッドチップ(株) 陰山社長と武田副所長

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