清水建設技術研究所の「再生の杜ビオトープ」が第44回緑の都市賞・緑の事業活動部門で「国土交通大臣賞」を受賞
2024.10.30
公益財団法人都市緑化機構が主催する第44回緑の都市賞・緑の事業活動部門において、当社技術研究所(東京都江東区)の「再生の杜ビオトープ:都市の生態系回復実証と地域共創」が、国土交通大臣賞を受賞しました。
緑の都市賞は、緑豊かな都市づくりの推進を目的に、みどりを用いた環境の改善、景観の向上、地域社会の活性化などに優れた取組・成果を挙げている市民団体、企業、公共団体などを表彰する制度で、1981年に創設されました。
「再生の杜ビオトープ」は、都市における人と生き物の関係性の再生を基本コンセプトとして、2006年に技術研究所に整備された都市型ビオトープです。
今回は以下の点を評価いただきました。(公益財団法人都市緑化機構のプレスリリースより抜粋)
・都心臨海部の埋立地に多様な動植物が生育できる緑地を創出し、15年以上育成とモニタリングを継続している。
・絶滅危惧種を含む300種以上が継続的に確認され、生態系ネットワークに貢献している。
・セキュリティの高い研究施設でありながら、環境教育や産官民による地域連携の場として積極的に活用するとともに、自社物件への技術活用などへと取組みを広げている。
今後も当社は、シミズグループの環境ビジョン「SHIMZ Beyond Zero2050」の達成に向けて、「再生の杜ビオトープ」を拠点に「グリーンインフラ+(PLUS)~子どもたちに豊かな自然の恵みを」の理念を実践してまいります。そこで培った生態系回復の技術や地域共創のノウハウを積極的に事業活動に展開し、人と生き物が共に生き生きと暮らせるネイチャーポジティブなまちづくりに貢献していきます。
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