デジタルアーカイブ「清水建設公開資料庫」を公開

~貴重な歴史資料を広く社会に還元~

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2026.10.01

清水建設(株)<社長 新村達也>はこのほど、デジタルアーカイブ「清水建設公開資料庫」の運用を開始しました。取り組みの目的は、建築物や、ものづくりに携わる職人の姿など、建設会社ならではの視点で収集・継承してきた貴重な資料を広く公開し、日本の建築文化や建築史、さらには建設産業への理解を深めてもらうことです。資料公開の第1弾として、江戸から明治へと時代が大きく変化していく様子を鮮やかに描いた当社所蔵の錦絵コレクション約150点を閲覧用WEBサイト(https://www.shimzarchives.com/)に掲載しました。

デジタルアーカイブ「清水建設公開資料庫」は、これまで当社が収集・継承してきた歴史資料のうち、特に公共性の高い資料をデジタルデータとして公開するものです。特長の一つは、公開する資料に位置情報を付与し、作品に描かれた建物や風景を地図上から探索できることです。また、高精細なデジタル画像によって、公開作品を細部までじっくりと鑑賞できます。作品の中のくずし字を分かりやすく表示できることや、描かれた建物やランドマークの名称を作品画面上で確認できることも本アーカイブの特色です。

第1弾の公開作品の大きな見どころは、当社の二代目店主・清水喜助が手掛けた「築地ホテル館」「第一国立銀行」「為替バンク三井組」など、当時の建築文化を伝える擬洋風建築を描いた作品です。また、建物の周囲を行き交う人々、人力車や荷車、洋装・和装の人々などの描写からは、当時の街の活気や人々の暮らしの息吹も伝わってきます。変貌する都市景観や橋・街路・河川などの風景、建設に携わる職人たちの姿も、公開作品の見どころの一つとなっています。

デジタルアーカイブ「清水建設公開資料庫」には、今後も当社が所蔵する歴史資料やコレクションを順次、追加公開していく予定です。当社は、最新のアーカイブ技術を継続的に取り入れるなど、清水建設公開資料庫を「実験的な試みを通して成長するデジタルアーカイブ」として運用し、美術や歴史に関心のある方はもとより、教育・研究機関や建設産業の関係者など、幅広い利用者の関心を引き出す魅力的なコンテンツを提供していきます。

以上

≪参 考≫

デジタルアーカイブ「清水建設公開資料庫」閲覧画面

トップページ画面(地図機能は「地理院タイル」を利用)
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※地図機能は「地理院タイル」を利用
検索画面
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擬洋風建築を描いた錦絵作品

築地ホテル館 「東都築地保弖留館海岸庭前之図」 二代歌川国輝 1868年

1868年に竣工した築地ホテル館を海岸側の庭から眺めた様子を描いた作品。二代清水喜助自らが資金調達、施工、ホテル経営を行った

築地ホテル館 「東都築地保弖留館海岸庭前之図」 二代歌川国輝 1868年

第一国立銀行 「東京名所海運橋五階造真図」 二代歌川国輝 1873年

二代清水喜助が設計施工を手掛けた日本初の銀行建築・第一国立銀行(旧三井組ハウス)

第一国立銀行 「東京名所海運橋五階造真図」 二代歌川国輝 1873年

為替バンク三井組 「東京駿河町三井組三階家西洋形之図」 二代歌川国輝 1873年

三井組が東京・駿河町に建てた為替バンク三井組。二代清水喜助の設計施工で1874年に完成した

為替バンク三井組 「東京駿河町三井組三階家西洋形之図」 二代歌川国輝 1873年

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