2026年 社長年頭挨拶(要旨)

  • 経営

2026.01.05

清水建設株式会社
社長 新村 達也

国内の景気は、雇用や所得環境の改善もあり、緩やかな回復基調が継続しています。建設業界においても、建設資材・エネルギー価格の高止まりや、労務費の上昇等による影響はあるものの、建設需要は旺盛な状況が続いています。そのような中、シミズグループの業績も着実に改善してきていますが、このような時こそ、得意冷然として、驕らず、誠実に仕事に取り組むことが肝要です。引き続き、論語と算盤の教えの下、外部環境に左右されない強固な経営基盤の確立に向けて、皆さんとともに取り組んでいきたいと考えています。

今年は、グループ長期ビジョンの実行計画として定めている中期経営計画〈2024-2026〉の最終年度に入ります。皆さんには、「ありたい姿」の実現に向けて知恵や工夫を凝らし、さらなる高みを目指していく姿勢と、できることは全てやり切るという気概を持ち続けていただきたいと思います。このプロセスに近道は存在しません。皆さんそれぞれがものづくりの原点や創業の精神に立ち返り、建設事業においても、それ以外の事業においても、品質や安全、コスト、工程、環境等に徹底的にこだわることが何より重要です。それが結果としてシミズブランドの確立と、より高い収益性の確保や競争力の強化につながっていきます。

中期経営計画の達成や長期ビジョンの実現に向けて、当社は今年4月から新たな人事制度をスタートさせます。今回の人事制度改正は、従業員の皆さんが主体的に学び、成長し続けることで、新たな活躍の場を獲得し、仕事を通じた自己実現や社会貢献ができるよう後押しするものです。新制度が機能し、従業員の皆さんのモチベーション向上や組織の活性化、生産性向上、ひいては会社の持続的成長につながっていくことを期待しています。

併せて、経営基盤の核となる人財と組織力の成長を加速させるため、必要な改革には聖域を設けずに取り組んでいきます。職場内や組織間の関係性がより緊密となる組織への変革に向けて、まずは経営陣が従来の慣習にとらわれないためのマインドチェンジに取り組みます。その上で、組織再編や組織開発など必要な施策を講じ、市場環境への適応や競争力の強化、イノベーションの促進を図っていきたいと考えています。

お客様からの信頼に応える姿勢こそ、シミズブランドの本質です。コーポレートメッセージ「子どもたちに誇れるしごとを。」に込めた想いを胸に、皆さん一人ひとりがこだわりと誇りを持って業務に邁進していただくことを願っています。

以上、1月5日8時30分から本社シミズホールにて

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