カーボンニュートラル社会の実現に向けた包括連携に関する 基本協定を締結

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2024.03.14

学校法人早稲田大学
清水建設株式会社

学校法人早稲田大学(所在地:東京都新宿区、理事長:田中愛治、以下「早稲田大学」)と清水建設株式会社(所在地:東京都中央区、取締役社長:井上和幸、以下「清水建設」)は本日、「カーボンニュートラル社会の実現に向けた包括連携に関する基本協定」(以下、本協定)を締結しました。

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本協定の目的

本協定は、早稲田大学と清水建設がともに、カーボンニュートラル社会の実現に向け、産学連携による最先端の技術や知見を以って、新たな価値の創造と社会問題や産業界の抱える諸問題の解決に導く事を目的とした、両者の包括連携に関する基本協定です。本目的を達成するため両者は、共同研究等研究開発、研究・教育とそれにかかる人材交流と育成、新技術開発、起業支援等新事業の創出に向けた相互協力、関係する施設の相互利用、イベント開催に関する相互協力等について、連携した活動を行ってまいります。

本協定のねらいと背景

早稲田大学はカーボンニュートラル社会の実現を目指し、2021年11月にカーボンニュートラル宣言を行い、さらにその実現に向けて2022年12月にはカーボンニュートラル社会研究教育センターを設置しました。カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミー等の最先端の研究開発の推進、人材育成、また創立150周年となる2032年を目途に、各キャンパスにおけるCO2の排出量実質ゼロを実現していくこととしております。

清水建設は持続可能な社会の実現に向けたグループ環境ビジョン「SHIMZ Beyond Zero 2050」を2021年6月に策定し、グループが目指す持続可能な社会を「脱炭素」「資源循環」「自然共生」の3つの視点で捉え、自社活動による負の影響をゼロにするだけでなく、お客様や社会にプラスの環境価値を提供できるよう、研究開発やイノベーション創出に向けた取り組みに注力しています。

これまで早稲田大学と清水建設は、ZEBやインターバース技術といった分野で共同研究を進めてまいりました。今回、カーボンニュートラル社会の実現を双方が注力すべき重要なテーマと位置づけ、社会に貢献する研究開発成果の創出と、それを牽引していく中核人材の育成に取り組んでいきます。

今後の取り組み

早稲田大学と清水建設は、本協定の枠組みのもと、包括連携運営の組織を設置して、先端技術共同研究・開発や、人的交流、文理・分野融合の学術交流、起業支援等を、清水建設のイノベーション・人財育成拠点「温故創新の森 NOVARE」を中心拠点として展開していきます。

また、両者のネットワークを活用しながら他大学・他企業・地域と連携し、社会全体への展開を図ってまいります。

以上

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