2019.11.18
清水建設(株)<社長 井上和幸>はこのほど、不動産開発事業の海外展開の一環として、米国ニューヨーク・マンハッタンに立地する賃貸オフィスビル「Albano Building」の所有権を単独取得しました。本物件の取得は、米国での不動産投資を担う現地法人「シミズ・リアルティ・デベロップメント社(Shimizu Realty Development(U.S.A) Inc)」を通じて実施したもので、投資額は約165億円です。
当該物件は、ニューヨーク・マンハッタン島中部のミッドタウン地区に位置する、地上16階、貸床面積約17,300㎡の賃貸オフィスビルです。周辺には、オフィスビルが多く立地するほか、高級高層住宅も点在し、オフィス・住宅の両用途に適した立地特性を有します。また、鉄道のグランドセントラル駅まで徒歩圏にあり、交通利便性にも優れます。現在、全フロアが長期一括賃貸されており、安定的な賃料収入が得られています。
当社は、今年5月に策定した「中期経営計画<2019-2023>」において、不動産開発事業を重点投資分野に位置付け、日本国内のみならず海外での不動産投資の拡大を目指しています。対象地域として、東南アジアを中心としつつ北米への投資も拡大していく計画であり、今回の米国ニューヨークでの物件取得はその具体的取り組みの第一弾となるものです。
当社は引き続き、不動産開発事業の収益基盤の多様化を目指し、北米での不動産投資を積極的に推進していく考えです。
以上
≪参 考≫
物件概要
物件名 | Albano Building(アルバノ ビルディング) |
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所在 | 305 East 46th St.New York,NY10022,USA |
建物規模 | 地上16階、地下1階 |
竣工年 | 1928年(2007年改修) |
敷地面積 | 1,936m2 |
賃貸面積 | 17,377m2 |
用途 | 1~16階:事務所 |
取得日 | 2019年11月14日 |
旧所有者 | Vanbarton Group (不動産投資会社、本社:米国ニューヨーク市) |
建物外観
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