2018.04.02
清水建設(株)<社長 井上和幸>が約200億円を投じ、東京北側の玄関口・秋葉原地区で開発を進めてきたテナントオフィスビル「秋葉原アイマークビル」が3月30日に竣工、4月1日に満室稼働でオープンしました。
当ビルは、JR・東京メトロ「秋葉原」駅をはじめ6駅8路線が利用可能な交通利便性の高い場所に立地するオフィスビルです。建物規模は地上12階、延床面積16,014m2で、秋葉原エリアでは希少性の高い1フロア・311坪超の無柱空間を有しています。オフィス機能面では、高度な環境負荷低減機能(eco)と非常時の事業継続機能(BCP)を併せ持ち、環境性能については、複数企業が入居する本格的マルチテナントオフィスで首都圏初となる「ZEB Ready」の第三者認証を取得しています。
環境負荷低減機能については、省エネルギーと室内環境の快適性を両立する放射空調システムの採用に加え、照明負荷を低減するライトシェルフや、窓ガラスとブラインドの間に溜まる熱を吸い取るエアフローキャビティー等を導入し、標準ビル比50%以上の省エネルギーを実現。建築物省エネ法に基づく第三者認証制度(BELS)の「ZEB Ready」認証に加え、建築物の国際的な環境性能評価システムである「LEED」ゴールド認証も取得予定で、事前認証を取得済です。
事業継続機能については、免震構造を採用し地震時の安全性を高めるとともに、災害時の停電対策として、異なる変電所から電源を確保した2回線受電や72時間対応の非常用電源を確保しています。また、高架水槽・緊急用排水槽の設置により3日分の飲料・トイレ用水を使用でき、各階に防災倉庫備蓄倉庫も完備しています。
当社は引き続き、事業開発・設計・施工を一貫して自社で手掛ける開発体制の強みを生かし、テナント企業の企業価値向上に寄与するワークプレイスの創造に努めていく考えです。
以上
≪参考≫
秋葉原アイマークビルの概要
所在地 | 東京都台東区台東1-30-7 |
---|---|
構 造 | 鉄骨造・鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、基礎免震 |
規 模 | 敷地面積 1,840m2 延床面積 16,014m2 貸室総面積 11,855m2 |
工 期 | 2016年8月~2018年3月 |
事業主 | 清水建設株式会社 |
設 計 | 清水建設株式会社 |
施 工 | 清水建設株式会社 |
ニュースリリースに記載している情報は、発表日現在のものです。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がございますので、あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、お問い合わせください。