メブクス豊洲

  • 建築
  • オフィス
  • 東京都
  • 2021年

設計担当者から

加登 剛司

本建物は、柔軟性の高い執務空間、コラボレーションを誘発する仕掛けづくり、モチベーションを向上させるウェルネスな環境づくりという三つのコンセプトの下、社会や環境の変化に共存していく建築として計画しました。
建物中央部の吹き抜けは、屋上のトップライトからの光の入り具合をコンピュテーショナルデザインツールである「ShimzDDE」で検証。凹凸のある多面体のような形状で構成された、自然光が降り注ぐ空間となっています。複雑なデザインを本当に実現できるのかと心配したこともありましたが、関係者の知恵を借りながらチャレンジして、具現化させることができました。

施工担当者から

安中 健太郎

新交通ゆりかもめ市場前駅に隣接する、地上12階建て、延べ床面積約8万8000m2、当社開発の大型オフィスが誕生しました。設計段階から打ち合わせに参加し、柱のスパンや梁のサイズを揃えるなど、工業化工法を取り入れることを前提とした設計としてもらいました。また、梁デッキ、デッキ下の天井内設備などを地上で先行組み立てし、タワークレーンで鉄骨建方時に取り付けるユニットスラブ工法を採用。天井を貼らなくてもきれいにデッキが見えるなど、デザインと施工法がうまくかみ合った建物になっていると思います。

発注者清水建設株式会社
設計・監理清水建設株式会社
工期2019年4月〜2021年3月
構造・規模S造 12F-PH1
延床面積88,186m2
所在地東京都江東区

メブクス豊洲映像 0分30秒

風を引き込む流線型の外装
パブリックスペースとシームレスにつながるエントランス
利用者のコミュニケーションを可能にするアトリウム
カフェテラスと多様なワークプレイス
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