石川県立図書館

日本三名園の一つ、兼六園の南、移転した金沢大学工学部の跡地に、県民待望の新しい県立図書館が完成しました。タイル貼りの大型パネルとガラス面が折り重なる特徴的な外観は「本のページをめくる」イメージで図書館にふさわしいデザインに。内装には、県産の木材をふんだんに使い、温かみのある空間が演出されています。
特に施工難度が高かったのは吹抜大空間の工事。仕上げを終え、弁柄と群青をイメージする基調色に塗り上げられた天井空間の全容が現れた時の感動は忘れられません。