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クラレスクリート(ひび割れ低減)

三重県熊野市の大吹トンネル(2012年8月竣工、発注者:国土交通省)に適用した尿素を用いたひび割れ低減コンクリート「クラレスクリート」について、優れたひび割れ低減性能を確認しました。

クラレスクリート
名称は「クラ」ック・「レス」・コン「クリート」の略。

概要

クラレスクリートは、当社が岡山大学から技術指導を得て2009年に開発したものです。

特徴

コンクリート製造時に加える尿素(20~30kg/m3)の働きで、乾燥収縮および温度応力によるひび割れを低減できることです。尿素には、水に溶解する際に吸熱し、溶解すると水の蒸発を抑制するという特性があります。温度応力の原因はセメントと水との化学反応による発熱(水和熱)、乾燥収縮の原因はコンクリート中の水(自由水)の蒸発であることから、尿素を加えることでこれらのひび割れ要因の影響を大幅に低減できます。

コンクリート構造物に発生する不具合のうち、全体の約半分がひび割れに起因するものであり、有効なひび割れ対策は総合評価案件などで高く評価されます。

大吹トンネルの覆工コンクリートのうち、クラレスクリートの適用部
大吹トンネルの覆工コンクリートのうち、クラレスクリートの適用部

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