橋梁架設工法「P&Z工法」

P&Z Cantilever Erection System

P&Z工法は、PC橋の架設工法の1つであり、揚重機械や桟橋を使わずに施工ができるので、河川上や湖、海上で経済的かつ安全に施工することができます。

  • 湖や河川上でも桁下条件に影響されずに施工できます。
  • 1ブロックの長さを10m程度にできるので、工期短縮・コストダウンが可能になります。
  • 柱頭部を、地上支保工や揚重機械を使わずに施工できます。
  • 橋長が300m~400m以上の多径間連続橋梁に適しています。
  • 張出し分割施工するための適用支間が長く、長大橋にも対応できます。

概要

橋梁上部に設けた移動架設桁から型枠装置を懸垂し、橋脚の両側に上部工を順次張出し分割施工する工法です。地上からの作業を全く必要とせず、また適用支間が40m~150mであり、長大橋にも対応できることから、多径間連続橋梁、高橋脚を持つ橋梁、海上・河川・渓谷に架かる橋、側径間部に支保工を設けることができない橋梁などに特に威力を発揮します。

実績・実例

  • 各務原大橋
  • はまゆう大橋
  • 鳴瀬川橋りょう
  • 月山橋
  • 子不知高架橋
  • 利根川橋
  • 月夜野大橋

このページに関するお問い合わせはこちら