山岳トンネルで低周波音を低減「トンネル吸音ボックス (ブラストウェーブイーター®)」
技術の概要
- 山岳トンネルの爆破掘削作業で使用する爆薬の起爆時に発生する爆破音の中で、人が不快と感じる低周波音を確実に低減する発明です。
- 従来は、山岳トンネルで発生する低周波音を低減するために坑口や坑内に防音扉を設置・増設することで対処していました。しかし、防音扉は鋼製が多く重量物であるため、重機による揚重作業が必要となり設置にはトンネル坑内の作業の中断が必要となり、工期が延伸する懸念がありました。
- 坑内作業の効率低下を招くことなく、動力を必要としないで低周波音を低減する発明です。
- 材質は爆風に耐えられるプラスチックで、個体の大きさを右上の図に示します。特徴としては短辺方向の面に100cm2程度の開口を設け、箱内部に間仕切り板を設置することです。開口から低周波音がトンネル吸音ボックス内に入ることにより、ボックス内で吸音される仕組みとなっています。設置個数は、低減目標により異なりますが目安50~100個、設置位置・角度は任意です。
特許リスト
- 特許5601545「トンネル発破音低減装置の設計及びトンネル発破音低減装置並びにトンネルの構築方法」
実施技術(許諾対象技術)
- 吸音ボックスの設計・製造、吸音ボックスを用いたトンネルの構築方法
実施許諾条件
10万円/年
想定されるライセンシー
ゼネコン