令和2年度 i-Construction大賞で優秀賞を受賞

2021.3.19

このたび、国土交通省が主催する「令和2年度 i-Construction大賞」において、当社の新東名高速道路 川西工事(発注者:中日本高速道路(株)東京支社)で取り組んだ「東名高速との離隔70cm! 遠隔参加型VRを用いた施工検討の効率化・高度化」が優秀賞を受賞しました。

i-Construction大賞とは、建設現場の生産性向上を図る「i-Construction」に係る優れた取り組みを表彰し、ベストプラクティスとして広く紹介し、横展開することにより、i-Constructionに係る取り組みを推進することを目的とした表彰制度です。

今回受賞した取り組みでは、現場の3次元測量によって得られる地形・構造物などの現況データとこれから構築する構造物などの設計データ、実際に使用する施工機械などのデータをバーチャル空間上で再現することで施工シミュレーションを実施し、発注者・受注者・協力業者間で施工時の安全性を効率良く検討できることが確認されました。また、バーチャル空間での検討であるため、遠隔地の経験者などからもVRモデル内で施工指導を受けることもでき、さらに普段立ち入ることが難しい高速道路上などの視点からも検討することが可能となるなど、より詳細かつ有効な検討を実施することができました。

安全性の向上と施工の高度化、密を防ぐ今後の新しい施工検討方法の在り方を示したことの有効性や先進性、波及性が評価され、今回の受賞となりました。

受賞した取り組みの概要

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