2020年度 省エネ大賞で経済産業大臣賞を受賞

このたび、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「2020年度 省エネ大賞」の省エネ事例部門において、当社の「省エネを推進する放射空調を導入したテナントオフィスのプロトタイプづくり」が経済産業大臣賞（業務部門）を受賞しました。

本プロジェクトは、当社が事業主として計画・建設されたテナントオフィスビルにおいて、働く人たちに健康と快適さ、安全安心を提供できる次世代オフィスのプロトタイプの建物をつくることを目的としたものです。
主な取り組みとして、①テナントオフィスが求める機能性や拡張性を実現しつつ、快適な温熱環境をローコストに確立するための汎用型グリッド天井用放射パネルの開発、②放射空調に適した空調システムとして高効率熱源、潜熱処理空調機の計画、③外乱を最小化する外装システムの構築、を行いました。

その結果、年間一次エネルギー消費量を、計画時は基準ビル比51%削減のZEB Ready、運用段階は60%削減（573MJ/m²年）を達成したことが評価され、今回の受賞となりました。