当社協賛 第12回「楽しい!からはじめよう『みんなのスポーツ』障がい者スポーツ体験会 in 千葉」
2018年3月4日、八千代市市民体育館(千葉県八千代市)で「楽しい!からはじめよう『みんなのスポーツ』障がい者スポーツ体験会in 千葉」を開催しました。この体験会は、地域在住の小学生以上の子どもたちに、障がいの有無にかかわらず、誰もがスポーツに親しむことができる素晴らしさ、ノーマライゼーションについて理解を深めてもらうことが目的。2014年よりNPO法人STAND主催、当社協賛にて全国各地で実施しています。12回目の今回は、八千代市と八千代市教育委員会後援の下、千葉県スポーツ少年団の子どもたち約130名が参加しました。
すべての⼈が好きなスポーツをできる社会へ
NPO法人STANDの伊藤数子代表理事が講演「すべての人が好きなスポーツができるように」を行いました。車いすに乗っていると、階段が昇れない、高い所に手が届かないなど支障が出てきますが、階段が昇れないならスロープをつくればいいし、高い所の物は手が届く人が代わりに取って渡すことで解決できます。私たちは、障がいのある人を何もできない人だと思っていませんか?と子どもたちに問いかけました。
ゴールボール体験会
東京都ゴールボール連絡協議会に所属する国際審判員、小野和人さんらの指導の下、ゴールボール体験会を行いました。まずは、視覚障がい者の気持ちを理解するため、参加者全員でコートを囲み、アイマスクをして隣の人にボールを渡す練習をしました。
ゲーム開始直後は、転がってくるボールを取ろうとしても、どこにあるか分からず、そのままゴールされてしまうチームが多くありました。ゲームを進めていくにつれ、鈴の音を聞き分けることができ、ゴールを守れるようになっていきました。
参加した子どもたちからは「視覚を遮った状態でよくボールが取れたね、と褒められてうれしかった」「ボールの中に入った鈴の音が聞こえるのか不安だったけれど、思ったよりボールが取れた」などの感想が寄せられました。
夢宣言フラッグ
夢宣言フラッグは、年3回行われる体験会に参加した子どもたちが、それぞれの夢を旗に書いて宣言するものです。2017年度最後の今回は、我先にと走って大きな夢を書く子どもたちがたくさんいました。このフラッグは、6月末まで本社1階ロビーに展示しています。