当社協賛 第九回 「楽しい!からはじめよう 『みんなのスポーツ』 障がい者スポーツ体験会 in 千葉」

3月25日(土)、NPO法人STAND主催、当社協賛による「楽しい!からはじめよう『みんなのスポーツ』障がい者スポーツ体験会in千葉」を、千葉県千葉市千葉ポートアリーナで開催し、約80名が参加しました。この体験会は、地域在住の小学生以上の子どもたちに、障がいの有無にかかわらず、誰もがスポーツに親しむことができることの素晴らしさ、ノーマライゼーションについて理解を深めてもらうことを目的として、2014年より全国各地で実施しています。

「この腕で走るということ」

「小さな目標を積み重ねるスモールステップが大事」
と語る花岡伸和氏

ロンドンパラリンピック車いすマラソン5位入賞を果たした花岡伸和氏を講師に迎え、「この腕で走るということ」をテーマに講演をいただきました。

花岡氏は、高校3年生の時に交通事故で脊髄を損傷し、車椅子生活を余儀なくされました。そのような厳しい状況の中でも、日常の些細なこと一つ一つに目標を立ててその目標をクリアするために努力した結果が、夢であったパラリンピックの出場に繋がったと語りました。

ゴールボール体験会

ゴールボール体験では、北京パラリンピックに出場した高田朋枝選手の指導のもと、実際にアイマスクを付けて、視覚を完全に遮った状態でプレーをしました。コートのテープは、紐を内蔵して凸凹をつけたもの。このコートに手と足で触れて位置を確かめながら、相手チームのコートへ鈴入りのボールを投げます。ゴールが決まると大きな拍手と歓声が上がりました。

最後に、参加した子どもたちに「夢宣言フラッグ」に将来の夢を書き込んでもらいました。これは、2016年度に開催した北海道・埼玉から引き継いだフラッグで、4月から6月まで清水建設本社1階フロアに展示します。

高田朋枝選手から指導を受ける子どもたち
子どもたちが夢を書き込んだ夢宣言フラッグ