Topics

トップページTopicsG-BASE 田町

G-BASE 田町

社会の変化に対応した、新しい価値を創造するオフィス
敷地はJR田町駅、札の辻交差点の至近に位置し、オフィスビル・大学・商店街・住宅など多様性があり、かつ若年層の多い周辺環境を踏まえ、テック系企業、ならびに多様な働き方を支援し、創造性を刺激することで人と組織のさらなる成長を目指す企業の需要に応える空間づくり、また、「既成のオフィスビルの概念にとらわれないオフィス」をコンセプトとして計画した。貸室は開放的なスケルトン天井とし、入居企業の内装設計の自由度、デザイン性を高めるとともに、より立体的な空間創造を可能とした。共用部も「オフィスらしくない」空間を演出。敷地形状を活かした緑豊かな外構にはカフェを配置し、東京タワーを一望できる屋上テラスは、社内交流の場を想定するなど、共用部のサードプレイス化を意識している。

所在地 東京都港区
建築主 三井不動産株式会社
清水建設株式会社
デザイン監修 佐藤尚巳建築研究所
延床面積 18,242.07m2
構造・階数 鉄骨造(柱CFT)/地上18階
工期 2016年3月~2018年1月

Wellness Office

最近のイノベーションに敏感な企業は、多様な働き方をサポートするワークプレイスのあり方や人・企業の成長に短期かつ柔軟に対応できるオフィスを求めている。また、省エネという社会的環境配慮と同時に、ワーカーの心身を健康にし、幸福感を感じて働ける環境の提供こそが企業の成長につながるという考えが広がりつつある。スケルトン仕上げの4面採光のワンルームをキャンバスに、テナントそれぞれが理想とするワークスペースを自由に描ける、フレキシブル性・機能性・身体性・遊び心をキーワードに、しかけやスペースを随所に配し、メンタル、フィジカル両面に寄与する「Wellness Office」を目指した。1階には、室内駐輪場とシャワールームを備え、多様な通勤スタイルやライフスタイルに対応し、屋上テラスではバーべキュー等「食を介したリフレッシュ」も行えるようにしている。




室内駐輪場とシャワールーム

東京タワーを一望できる屋上テラス

大樹と林床:大樹をイメージした外装デザイン

不整形な敷地の三田通り側に27m角の高層のオフィスプレートを積層し、第一京浜側に伸びる長さ50m、高低差1.5mのエリアをアプローチ空間と低層オフィスで構成している。 高層部の外装デザインは企業や立地の成長性を「大樹」として表現したものである。ランダムなリブを付けたPCa板に木目パターンを転写し、あたかも樹皮のごとく陽射しの移ろいに応じ様々な表情を見せている。またサッシには中間期・BCP用の自然通風装置も組み込まれており、季節風の風圧の差異を利用し、高層階は4周に自然換気装置を配置、隣地に挟まれている低層階は前面道路側1面とし階段室を利用した重力換気としている。




外装Pca板のモックアップ

風圧シミュレーション

林床をテーマにサードプレイスを演出

エントランスのアプローチ空間は、この「大樹」の足元に広がる「林床」と見立て、積層するランドスケープデザインを施した。四季を彩る多様な植栽を配置し、ワーカーや地域にとって貴重な緑陰の空間を提供し、カフェ、ベンチ、ハンモック、卓球台等も配され、心地よいサードプレイスとして利用されている。



多様な働き方を支援するワークスペース

オフィス然とした空間ではなく、海外先進企業のオフィスに見られるラボスペースのような空間とし、デザイン性を高めるとともに、開放的なワークスペースとした。専有部全てスケルトン貸とし、空間の開放感を確保し、テナントの内装デザインの自由度を高めるようスケルトンオフィスを提案した。今回の商品企画であるスケルトンオフィスを提案することで、従来のオフィスのようにグリッドやモジュールにとらわれることなく照明や家具、間仕切を配置することができ、入居テナントの企業カラーをインテリア空間に打ち出すことができる。

スケルトンオフィス