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トータルエンジニアリングでお客様をサポート

医薬品工場、食品工場などの生産施設や研究施設で生産設備、研究設備と建築を一体化し設計から工事・試運転までトータルエンジニアリングで取り組み、素早く施設を立ち上げます。

シミズのプラントエンジニアリングの特徴

  • 生産設備と建築を一体で取り組み施設目的を最適化します
  • 施設の設計、施工、試運転、維持管理まで一気通貫で担当します
  • 生産設備を中心に物流、情報、環境など建設会社の総合力を活かします
  • 40年にわたるエンジニアリングの実績、歴史を有します
  • 清水建設のエンジニアがお客様のパートナーとして対応します

生産設備と建築をトータルで取組むシミズのプラントエンジニアリング

プラントエンジニアリングとは、生産設備・生産機器(プラント)一式に関して計画・設計・調達・工事・維持管理の専門的な技術を駆使し、生産施設(工場)を立ち上げる一連の活動です。

主体である生産設備・生産機器のプラントエンジニアリングに加えて建築、建築設備、用役・ユーティリティ設備、情報設備を合わせた「工場施設全体」に対して、設計施工一貫で全体的に取り組む「トータルエンジニアリング」でお客様の建設プロジェクトを総合的にサポートするところがシミズの特徴です。

シミズのプラントエンジニアは、お客様の製造工程、製造機械、作業内容、例えば医薬品ならGXP、食品ならHACCPなど製造上の重要管理項目、各種レギュレーション/ガイドラインまで対応します。更に業界それぞれの専門技術用語はもちろんのこと、お客様の業界、動向、ニーズ、生産作業員の方、管理者の方が求めるポイントも理解していますので、お客様とのコミュニケーションもスムーズに進みます。

なぜ生産設備と建築を総合的に取組むトータルエンジニアリングが、生産施設建設に必要なのでしょう?

医薬品、健康食品、化粧品、食品などを製造する施設では、製品の安全性確保や生産効率向上、自動化対応、働きやすい環境などお客様の経営上、運営上の目標実現のためには、中心となる製造設備だけでなく生産活動を支えるユーティリティ設備、情報設備、空調設備、建築などが別々ではなく、統一した思想で計画、工事された有機的にバランスのとれた一つのシステムとして機能する必要があります。

例えば、異物混入防止。多段バリアシステム、多段更衣システム等の高度なハード的対策は、作業性向上と相反することがあります。さらに生産機器レイアウト、ユーティリティとの接続、空調・換気設備による室間差圧、気流方向など様々な要素が交差汚染発生に影響します。例え小さな部分的なトラブルでも工場生産の大きな障害になることも少なくありません。工場は、個々の構成部位の集合体ではなく、全体が一体的に統合した一つのシステムとして捉える必要があります。

そのためには、生産設備、建築を分けて考えるのではなく、生産設備やユーティリティ設備、物流設備と建築などを一体融合し「トータル」で計画から建設まで取り組み、部分ごとでなく「施設全体の最適化」を図らなければ、期待する工場の能力を実現できません。特にGXP、HACCPなどのレギュレーションでは、建築、生産機器と施設全体での運用、管理まで検討対象として計画します。更に近年、ESG投資、SDGs経営、国際化、労働力の確保など社会ニーズが多様化しています。これら高度化、複雑化するニーズに迅速に対応するためにも、まさに「トータル」なエンジニアリングが必要となっています。

トータルエンジニアリングによる施設建設のお客様メリット

生産施設の建設にトータルエンジニアリングで取組むシミズは、お客様に ①施設機能の充実 ②施設の早期の立ち上げ ③適正な価格 ④責任の一元化 ⑤幅広いサービス のメリットを提供いたします。

トータルエンジニアリングのお客様メリット

シミズのプラントエンジニアリング

トータルエンジニアリングのお客様メリット

施設機能の充実 シミズのエンジニアは、お客様の製造工程を始めとして工程での留意すべきポイント、留意すべき法令、レギュレーション、ガイドラインを把握しています。
製造工程の理解をベースに施設全体の統一された考えに基づき計画、工事を担当することで製品の安全性や生産効率などお客様が期待される生産施設・製造工場の機能の充実を実現いたします。

施設の早期の立ち上げ 豊富なプロジェクトマネジメント経験に基づき、生産設備機器と建築を計画作成から工事、試運転まで、シミズの各分野の専門エンジニアが連携しながら効率的にプロジェクトを進めることで、最短で施設をお引渡しすることができます。
生産設備と建築を一社で担当する利点を最大限活かし、建築工事中でも可能な限り、生産機器の搬入や生産設備工事、試運転を同時に進め効率よく施設を立ち上げます。

適正な価格 設計段階での生産設備と建築の取合い調整による重複機能の削減や工事手順の最適化で無駄を削減し、コストダウンが可能です。
また、プロジェクト初期段階での概算見積に始まり、進捗に従い内容を精査した精算見積など複数回のコストスタディと調整を行い費用対効果の高い適正でコストパフォーマンスの優れた工事価格を実現します。

責任の一元化 生産施設は、生産設備、ユーティリティ、建築のそれぞれの機能が複雑に絡み合い一体のシステムとして機能しています。シミズは、一社で生産設備と建築を設計施工でお引き受けし、生産設備と建築一体となった試運転を計画的に行うことで、責任を持って施設全体を完成しお引き渡しいたします。

幅広いサービス 生産施設、研究施設の新築ばかりでなく、既存施設の改修、機器移設に関しても日常の生産活動への影響を最小限に抑え、お客様が事業環境の変化に対応できるようエンジニアリング機能を提供します。
また、海外進出支援、自動化・省人化など、幅広いサービスで課題を解決し、お客様の事業展開をサポートいたします。