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土壌環境保全の必要性

影響が拡大、複雑化する土壌汚染はまずシミズにご相談ください

土壌汚染は環境問題として捉えられるだけでなく、土地利用の阻害、ブラウンフィールド*化、不動産価値の低下等、社会経済問題として、その影響が拡大、複雑化しています。
そのため、土壌環境の保全には、様々な観点からの検討と的確な対応が求められます。

*ブラウンフィールド:土壌汚染の存在、あるいはその懸念から、本来その土地が有する潜在的な価値よりも著しく低い用途あるいは未利用となった土地 (出典:「土壌汚染をめぐるブラウンフィールド問題の実態等について 中間とりまとめ」平成19年3月 土壌汚染をめぐるブラウンフィールド対策手法検討調査検討会)

土壌汚染の原因

土壌汚染は表に示すようないくつかの原因により生じます。
汚染の拡散の仕方は汚染原因、有害物質により異なりますので、最良の対策を検討するためには、土地の 履歴、有害物質の利用状況をしっかり確認することが重要となります。

発生原因 内容
事業活動 工場等で使用していた有害物質が、不適切な取り扱いや老朽化による施設・設備の破損により漏洩、流失、飛散して土壌に浸透
廃棄物埋立 産業廃棄物が埋立処分された土地で発生
事故・災害 事故や災害等により施設が故障、破損し、有害物質が漏洩、流失、飛散して土壌に浸透
自然由来 重金属を含む岩石や地層が風化、流失して、河川や平野部、海岸に堆積
造成・埋立 敷地外から持ち込んだ汚染された土壌(建設発生土、浚渫土等)により発生

企業が抱える土壌環境リスク

土壌汚染が発生すると、健康被害防止のため、最低限の対策として汚染の拡散を防止しなければなりません。
また、土地売買の場合は汚染の除去が求められることが多く、浄化・修復が必要となります。
その他、下図のような様々な土壌環境リスクが想定されますが、中でもイメージリスクは企業の存続に影響する場合があるため、十分な対応を図らなければなりません。

リスクマネジメント

土壌浄化のリスクは対策費用の問題にとどまらず、企業経営に重大な影響を与える危険をはらんでいます。
シミズでは、必要に応じて金融・保険会社と連携し、リスクを最小限に抑えるようご支援します。