Former Shibusawa Residence 旧渋沢邸(旧渋沢家住宅)

Former Shibusawa Residence旧渋沢邸(旧渋沢家住宅)

「日本近代資本経済の父」と称される渋沢栄一と
子、孫、曽孫が四代にわたり暮らした住宅。
唯一現存する二代清水喜助の建築作品。
日本の近代住宅史上における貴重な建造物として、
江東区指定有形文化財に指定されています。

当社のDNAを実物を通し継承する場

過去の外観 渋沢自動消火池の水利用

施設群の中心に配置し、豊かな植栽を配した庭園でつつみ、精神性を感じられる場として保存活用

本物に接することで、渋沢栄一の精神や二代清水喜助のものづくりの精神を感じることができる空間です。

文化的風景の継承と防災、生態系に寄与する池

池の水資源を防災に利用する新しいかたちの都市型生態系の創造を両立する庭園です。庭園の飛び石や樹木などは青森から移築・再構成し、以前の庭園の姿を継承しながら次の風景をつくります。また新たにハス池・ヨシ池・水盤を設け、生態系の創造と防災計画、文化財保護を両立します。

庭園

旧渋沢邸を守る森として過去の記憶を継承し、生物多様性や社会とのつながりを育む新たな風景の両立を目指しています。駅側の広場、歩道上の空地は緑と建築、人と企業をつなぐ場です。埋⽴地の地盤状況に対応し、邸宅庭園文化を継承できるよう、植栽基盤を高い位置に整備しています。

外観