東急歌舞伎町タワー

  • 建築
  • オフィス
  • 東京都
  • 2023年

施工担当者から

鈴木 和夫

歌舞伎町に地上48階建て、高さ約225mの複合施設が完成しました。日本有数の繁華街の限られた敷地において、多用途で構成される超高層建築をつくるのは高難度。中でも、仮設計画の立案は工夫のしがいがありました。中層階にある劇場や映画館の大空間部分を突っ切ることなく、スリムなつくりの高層階のホテルまで上がれるよう、どのように仮設エレベーターを設置すべきか何度も検討。結果、ホテル客室1室部分を縦30層分使って設置、本設エレベーター稼働後に撤去して、その客室部分を仕上げる計画としました。
街のシンボルとなる建物に携わることができ、会社人生において非常に貴重な経験となりました。これから多くの人々に楽しんでもらえる施設になることを願っています。

発注者東急株式会社、株式会社東急レクリエーション
設計・監理久米設計・東急設計コンサルタント設計共同企業体
工期2019年4月〜2023年1月
構造・規模SRC造、S造 B5-48F-PH1
延床面積約87,400m2
所在地東京都新宿区

東急歌舞伎町タワー映像 0分35秒

約200m2の屋外ビジョンと屋外ステージを整備
全席プレミアムシートを設置した映画館。一部のシアターは正面スクリーンに加えて左右の壁面にも映像を投影できる
ラグジュアリーホテルの客室。7mのワイドビューの窓から景色を楽しめる
約900席の劇場。可変性に優れた客席を採用し、1階客席はレイアウト変更が可能
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