総合宇宙企業として
人間活動のインフラを支える

SHIMIZU CORPORATION シミズの宇宙開発事業

このサイトについて

"総合宇宙企業(Integrated Space Company®)"を目指し、ロケット打上げインフラ・衛星データ利用環境・月面インフラ等、ハード・ソフト両面で様々なインフラを出資先の会社と共に提供していきます。

シミズの宇宙の歴史

研究開発の時代(1987年~2017年)
事業化を目指す時代(2018年~現在)

⼩型ロケット打ち上げを中⼼とした ⼩型ロケット打ち上げを
中⼼とした
輸送系事業

民間各社が共同で設立したスペースワンに出資し、小型ロケット分野での事業展開を進めています。中でも当社は、和歌山県串本町にスペースワンが保有する日本初の民間ロケット射場「スペースポート紀伊」の建設・運用に携わっています。
また、射場だけでなく、ロケットエンジン燃焼試験支援環境の提供などロケット関連地上設備にも取り組んでいます。
さらに、2024年度にはJAXA宇宙戦略基金に採択され、金属3D積層によるロケット用大型タンクの製造技術開発も行っています。

⾼精度な衛星測位を実現する ⾼精度な衛星測位を実現する 衛星データ活⽤事業

全球測位衛星システム(GNSS)を用いた高精度動態観測サービス「QuartetS」を東京海洋大学と共同開発しました。観測点の微小な位置変化を常時計測し、建設現場の変位監視やインフラ保全に活用しています。
さらに、合成開口レーダー(SAR)とGNSSを組み合わせた広域かつ高精度の監視システムの開発や、多波長衛星データを活用した温室効果ガスモニタリングの事業化に向けた取組みを進めています。

⽉資源利⽤・⽉⾯構造物建築等の研究開発 ⽉資源利⽤・⽉⾯構造物
建築等の研究開発
⽉⾯開発

当社は月の砂(レゴリス)を模擬した月土壌シミュラントを製造・販売しています。月土壌シミュラントは、これまでに月面基地の建設資材やローバー走行など多様な実証実験で活用され、月面研究開発の発展に貢献してきました。
さらに、研究開発テーマとして、インフレータブル構造による月面居住モジュールの開発にも取り組んでおり、低重力環境に適した拠点整備の実現を目指しています。

総合宇宙企業として
⼈間活動のインフラを⽀える

1987年から続く清⽔建設の⽉⾯建設への挑戦。
⽉⾯建設には課題が⼭積。
輸送コストを現地資源利⽤で可能な限り抑えつつ、
遠隔操縦や無⼈化施⼯技術を投⼊し、
可能な限り⼈が作業する時間を減らし、
⻑期に⼈が住める施設の実現が期待される。
「地上でできることを⽉⾯でも」
「極限環境を考えることで地上のイノベーションへ」
清⽔建設は、⽉模擬⼟開発、
施⼯ロボット技術、インフレータブル構造等、
今後も⽉⾯拠点建設に向けて研究開発を進め、
将来の⽉利⽤時代に貢献できるよう努⼒していく。