東京木工場について

東京木工場の歴史

明治・大正(1884~1926年)

大正時代の東京木工場
大正時代の東京木工場

東京木工場の歴史は、今からおよそ130年前の1884年(明治17年)までさかのぼることができます。当時の清水満之助店(清水建設の前身)が、深川島田町(現 東京都江東区木場)にあった幕府御用材木商の敷地跡を取得し、木材切組場として作業所を開設したのが始まりです。
その後、製材機や木工機械等を導入・整備し、「深川工作所」として現場の需要に応えるようになり、1923年(大正12年)の関東大震災に際しては木材の集積所として帝都復興に貢献しました。

1884年(明治17年)

深川島田町二番地(現 江東区木場2-15-3)に清水組切組場として作業所を開設

1896年(明治29年)

蒸気動力の製材機を設備、各現場の木材需要に応じる

1909年(明治42年)

製材機ならびに建具機械を設置、工場を整備し深川工作所と称する

1923年(大正12年)

関東大震災に際して、馬車や船便を利用し、木材集積所として帝都復興に貢献
大正時代の東京木工場
大正時代の東京木工場

東京木工場の歴史は、今からおよそ130年前の1884年(明治17年)までさかのぼることができます。当時の清水満之助店(清水建設の前身)が、深川島田町(現 東京都江東区木場)にあった幕府御用材木商の敷地跡を取得し、木材切組場として作業所を開設したのが始まりです。
その後、製材機や木工機械等を導入・整備し、「深川工作所」として現場の需要に応えるようになり、1923年(大正12年)の関東大震災に際しては木材の集積所として帝都復興に貢献しました。

1884年(明治17年)

深川島田町二番地(現 江東区木場2-15-3)に清水組切組場として作業所を開設

1896年(明治29年)

蒸気動力の製材機を設備、各現場の木材需要に応じる

1909年(明治42年)

製材機ならびに建具機械を設置、工場を整備し深川工作所と称する

1923年(大正12年)

関東大震災に際して、馬車や船便を利用し、木材集積所として帝都復興に貢献

昭和(1926~1989年)

昭和49年(1974年)の東京木工場(白点線内)。写真左には、工事中の首都高速9号線が見える。
昭和49年(1974年)の東京木工場(白点線内)。写真左には、工事中の首都高速9号線が見える。

1945年(昭和20年)、工場は戦災により全焼してしまいますが、直ちに復旧して木材の収集に努めるなど、戦後復興に必要な資材調達に協力しつつ、工場設備を拡充していきました。1955年(昭和30年)以降は、長尺ホットプレスや高周波装置などの木工機械を整備し、恒温恒湿工場を設置するなど、木製品の品質向上と工事量の増大を図りました。
1962年(昭和37年)には、需要が拡大していた木工事に対応するため第四工場を新設し、5段ホットプレスを設置、フラッシュドアの量産化に対応するなど、工場は一段と飛躍しました。「東京木工場」と改称したのもこの年です。1979年(昭和54年)からは、全社的品質管理(TQC)導入により、より高い品質を目指して体質改善を図りました。

1970年(昭和45年)の検尺式の様子。検尺式は、新年を迎えるにあたって、工場の裏手にある川から原木を引き上げ、製材機を始動し、検尺棒を作るという古いしきたりを簡略化し、1969年(昭和44年)から神事化したもので、永い伝統の木工技能を継承する儀式として今でも行われています。
1970年(昭和45年)の検尺式の様子。検尺式は、新年を迎えるにあたって、工場の裏手にある川から原木を引き上げ、製材機を始動し、検尺棒を作るという古いしきたりを簡略化し、1969年(昭和44年)から神事化したもので、永い伝統の木工技能を継承する儀式として今でも行われています。

1945年(昭和20年)

戦後再建し、復興に必要な資材調達に協力しつつ、工場設備の拡充を図る

1952年(昭和27年)

木工技術を開発し、練り付け造作工事を施工

1955年(昭和30年)

建具造作工場を新設し、建具造作製品の品質向上と工事量増大を図る。また、ホットプレスを新設し、ツキ板による高級化粧合板の製造を開始

1956年(昭和31年)

木材成形加工のための高周波加熱接着装置を新設

1962年(昭和37年)

木工事の需要増大に伴い第四工場を新設
合板作業の急増に伴い5段ホットプレスを新設
フラッシュドアの量産化を図る
東京木工場と改称

1967年(昭和42年)

第三工場を新築。長尺ホットプレスを設置、宮殿造営に威力を発揮

1969年(昭和44年)

天然ツキ板を表面化粧とした「シミズ高級化粧不燃板」を開発、建設大臣の認定を取得

1979年(昭和54年)

全社品質管理(TQC)導入

1983年(昭和58年)

通産省「工業生産住宅等品質管理優良工場」の認定を取得。また、会社として全社品質管理(TQC)を推進しデミング賞を受賞

1988年(昭和63年)

労働大臣安全優良賞を受賞
昭和49年(1974年)の東京木工場(白点線内)。写真左には、工事中の首都高速9号線が見える。
昭和49年(1974年)の東京木工場(白点線内)。写真左には、工事中の首都高速9号線が見える。

1945年(昭和20年)、工場は戦災により全焼してしまいますが、直ちに復旧して木材の収集に努めるなど、戦後復興に必要な資材調達に協力しつつ、工場設備を拡充していきました。1955年(昭和30年)以降は、長尺ホットプレスや高周波装置などの木工機械を整備し、恒温恒湿工場を設置するなど、木製品の品質向上と工事量の増大を図りました。
1962年(昭和37年)には、需要が拡大していた木工事に対応するため第四工場を新設し、5段ホットプレスを設置、フラッシュドアの量産化に対応するなど、工場は一段と飛躍しました。「東京木工場」と改称したのもこの年です。1979年(昭和54年)からは、全社的品質管理(TQC)導入により、より高い品質を目指して体質改善を図りました。

1970年(昭和45年)の検尺式の様子。検尺式は、新年を迎えるにあたって、工場の裏手にある川から原木を引き上げ、製材機を始動し、検尺棒を作るという古いしきたりを簡略化し、1969年(昭和44年)から神事化したもので、永い伝統の木工技能を継承する儀式として今でも行われています。
1970年(昭和45年)の検尺式の様子。検尺式は、新年を迎えるにあたって、工場の裏手にある川から原木を引き上げ、製材機を始動し、検尺棒を作るという古いしきたりを簡略化し、1969年(昭和44年)から神事化したもので、永い伝統の木工技能を継承する儀式として今でも行われています。

1945年(昭和20年)

戦後再建し、復興に必要な資材調達に協力しつつ、工場設備の拡充を図る

1952年(昭和27年)

木工技術を開発し、練り付け造作工事を施工

1955年(昭和30年)

建具造作工場を新設し、建具造作製品の品質向上と工事量増大を図る。また、ホットプレスを新設し、ツキ板による高級化粧合板の製造を開始

1956年(昭和31年)

木材成形加工のための高周波加熱接着装置を新設

1962年(昭和37年)

木工事の需要増大に伴い第四工場を新設
合板作業の急増に伴い5段ホットプレスを新設
フラッシュドアの量産化を図る
東京木工場と改称

1967年(昭和42年)

第三工場を新築。長尺ホットプレスを設置、宮殿造営に威力を発揮

1969年(昭和44年)

天然ツキ板を表面化粧とした「シミズ高級化粧不燃板」を開発、建設大臣の認定を取得

1979年(昭和54年)

全社品質管理(TQC)導入

1983年(昭和58年)

通産省「工業生産住宅等品質管理優良工場」の認定を取得。また、会社として全社品質管理(TQC)を推進しデミング賞を受賞

1988年(昭和63年)

労働大臣安全優良賞を受賞

平成(1989年~)

東京木工場が参加した「IPEC 2010 (Interior Pro EX CO 2010)」の様子。出展したテーブル「5 Tabels」は、優秀賞を受賞しました。
東京木工場が参加した「IPEC 2010 (Interior Pro EX CO 2010)」の様子。出展したテーブル「5 Tabels」は、優秀賞を受賞しました。

1997年(平成9年)以降は、技能のさらなる向上を目指し、若手社員を中心に社外の競技会に積極的に参加しています。東京木工場が保有する木工技術は高く評価されており、「技能グランプリ(1級技能士資格者による全国大会)」を始め、さまざまな賞を受賞しています。詳しくは「受賞作品」をご覧ください。

1992年(平成4年)

CADシステムを本格的に導入。設計業務の合理化を図る

1994年(平成6年)

業種別無災害最長記録証(3,317,714時間)を受賞

1996年(平成8年)

(財)建材試験センターよりISO9001の認証を取得

2005年(平成17年)

2013年(平成25年)

2014年(平成26年)

新 集じん設備 導入

2015年(平成27年)

レーザー加工機2号機 導入

2018年(平成30年)

NCルーター2号機 導入

2020年(令和2年)

「クリーンウッド法に基づく木材関連事業者」に登録
東京木工場が参加した「IPEC 2010 (Interior Pro EX CO 2010)」の様子。出展したテーブル「5 Tabels」は、優秀賞を受賞しました。
東京木工場が参加した「IPEC 2010 (Interior Pro EX CO 2010)」の様子。出展したテーブル「5 Tabels」は、優秀賞を受賞しました。

1997年(平成9年)以降は、技能のさらなる向上を目指し、若手社員を中心に社外の競技会に積極的に参加しています。東京木工場が保有する木工技術は高く評価されており、「技能グランプリ(1級技能士資格者による全国大会)」を始め、さまざまな賞を受賞しています。詳しくは「受賞作品」をご覧ください。

1992年(平成4年)

CADシステムを本格的に導入。設計業務の合理化を図る

1994年(平成6年)

業種別無災害最長記録証(3,317,714時間)を受賞

1996年(平成8年)

(財)建材試験センターよりISO9001の認証を取得

2005年(平成17年)

技能グランプリ家具部門で厚生労働大臣賞を受賞

技能五輪国際大会「家具職種」に出場

2013年(平成25年)

レーザー加工機 導入

2014年(平成26年)

新 集じん設備 導入

2015年(平成27年)

レーザー加工機2号機 導入

2018年(平成30年)

NCルーター2号機 導入

2020年(令和2年)

「クリーンウッド法に基づく木材関連事業者」に登録