清水建設では、人と自然の新たなかかわりを探し、谷津という貴重な環境を未来に残すため、
産官学民連携による「湿地グリーンインフラ」の再生を進めています。
活動日の最高気温はなんと32度!6月とは思えない猛暑でしたが、谷津を通り抜ける風を感じながら作業を行うことができました。今月は、7月にあるホタル観賞会用の道整備を行いました。水路が埋まらず人も歩きやすいように竹の半割橋を作ったり、泥に足が沈まないようにアズマネザサを敷いたり、暗闇の中でも道がわかるような工夫をしたりと、みんなで試行錯誤しながら歩きやすい道づくりを行いました。これで、来月のホタル観賞会はばっちりです!
富里市内では6月後半~7月にかけてしみず谷津の他、天神谷津、おしどりの里(大谷津)、末廣谷津でもホタル観賞や虫取りイベントをおこなっております。詳細はこちらをご覧ください!
次回の活動日は7月12日(金)午後です。
お時間ある方は、ぜひ覗いてみてくださいね。
「八ツ堀」とは現地の小字名、「しみず」とは湧き水の別称、「谷津」とは台地が侵食されてできた谷地形を表す言葉です。
かつては稲作が営まれ、人と自然が適度にかかわり、持ちつ持たれつの関係が保たれていました。谷津という水がある環境は、水辺を必要とする動植物にとって不可欠な生息・生育の場です。
しみず谷津では、地表に降った雨水が約8年の歳月をかけて湧き水として地表に再び現れると言われています。
春にはセリやおたまじゃくし、夏にはカエルたち、サシバやカブトムシなど、四季をとおしてさまざまな動植物に会うことができます。
リビングラボとは、社会課題の解決を目指した空間や活動のことです。しみず谷津では、四季をとおしてさまざまな団体や組織の枠を超えて、「谷津」という環境を知っていただけるような活動を続けています。