清水建設では、人と自然の新たなかかわりを探し、谷津という貴重な環境を未来に残すため、
産官学民連携による「湿地グリーンインフラ」の再生を進めています。
今回は、田んぼの拡張に関するおすそ分けです♪
しみず谷津では、バイオ炭の材料になりそうなヤナギを挿し木して育てる実験を行っていました。よい成果が得られたこの実験終了に合わせて、田んぼの拡張にチャレンジしています!昨年は、約15キロのお米が収穫できましたが、今年はそれ以上を目指して頑張っています。もともと田んぼだったとはいえ、田んぼらしい形を作っていくのは大変でした!千葉支店や協力会社の有志が作った形に合わせて、畔を立ててそれっぽくなったでしょうか?!田植えは5月末の予定なので、水のたまり方を見つつ、改善していきたいと思います。
次回の活動日は4月11日(金)です。
お時間ある方は、ぜひ覗いてみてくださいね。
「八ツ堀」とは現地の小字名、「しみず」とは湧き水の別称、「谷津」とは台地が侵食されてできた谷地形を表す言葉です。
かつては稲作が営まれ、人と自然が適度にかかわり、持ちつ持たれつの関係が保たれていました。谷津という水がある環境は、水辺を必要とする動植物にとって不可欠な生息・生育の場です。
しみず谷津では、地表に降った雨水が約8年の歳月をかけて湧き水として地表に再び現れると言われています。
春にはセリやおたまじゃくし、夏にはカエルたち、サシバやカブトムシなど、四季をとおしてさまざまな動植物に会うことができます。
リビングラボとは、社会課題の解決を目指した空間や活動のことです。しみず谷津では、四季をとおしてさまざまな団体や組織の枠を超えて、「谷津」という環境を知っていただけるような活動を続けています。