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セミナーやシンポジウムを中心に、活動状況をご紹介します。

2017年3月16日 セミナー「ものづくりの現場から」を開催

「ものづくりの現場から」は、実際の工事に携わった担当者が、現場で採用した技術やものづくりの醍醐味を語るセミナーとして毎年開催しています。本年は、2016年3月に銀座の新たなランドマークとしてオープンした「東急プラザ銀座」と、2016年7月に世界遺産への登録が決定した「国立西洋美術館」の担当者による講演を行いました。

「東急プラザ銀座」は江戸切子のようなデザインの外観が印象的ですが、複雑な形状のため施工の精度や品質の確保が課題となります。また、人通りの多い大きな通りに面しており、施工中の落下物による事故の防止にも気を付けなければなりません。複雑な形状という建物の特徴だけでなく、工期や周辺環境など与えられた条件の中で「安全で高品質かつ効率的にどうつくるのか?」。難工事に挑む意気込みや、細部にまで及んだこだわりが紹介されました。
「国立西洋美術館」はフランス政府から返還された「松方コレクション」の保存・公開のため1959年に完成しました。また、兵庫県南部地震を機に1998年には耐震改修工事が行われています。20世紀を代表するフランスの建築家ル・コルビュジエの「近代建築の5原則」「無限成長美術館」という想いが詰まったこの建物をいかに造り上げたのか。また、「ル・コルビュジエのオリジナルデザインを守る」ために、日本で初めて既存建物を後から免震化する「免震レトロフィット工事」に挑戦した関係者の想いが紹介されました。

参加者からは「建築の知識がなくても楽しく話しを聞くことができた」「大学の講義では聞けない現場の話しが聞けて、貴重な経験となった」「工事に携わった方々の話しを通して、清水建設のものづくりへの想いを感じ取ることができた」などの感想が寄せられました。

2016年12月7日、12月15日 2016年度「土木の日」見学会

道路や橋、鉄道など、暮らしを支える土木技術への理解を深めてもらうことを目的に、土木学会関東支部と共同で「土木の日」見学会を毎年開催しています。本年は、豊洲小学校の5年生160名の方にご参加いただきました。

生徒たちは、はじめに「どぼくってなぁに」をテーマに、トンネルの掘り進め方や環境を守る緑化の技術などをクイズを交えながら学びました。その後は、建物を地震から守る免震装置や液状化対策の技術、環境や生態系に配慮したビオトープ、快適な音環境を作るための音響実験棟、トンネルなどを支える岩盤に関する研究を行うための岩石実験棟の見学です。ビオトープ内の池の中を見られる観察場では、魚や貝を見つけるたびに歓声を上げていました。音響実験棟では無響室と残響室の見学を行い、それぞれの実験室で風船を割って音の響きの違いを体験しました。岩石実験棟では、岩のサンプルを手に取りながら、素材や形成される過程の違いによって様々な種類の岩ができることを学びました。岩の強度を測る試験では、岩が破壊した時の音の大きさに驚く一幕も。

シミズ・オープン・アカデミーでは、今後も関係機関と協力しながら、建築や土木の魅力を知っていただくために、様々なプログラムを提供していく考えです。

2016年8月31日 受講者4万人達成記念のセレモニー開催

シミズ・オープン・アカデミーの受講者が、2016年8月31日で4万人に到達したことから、記念のセレモニーを開催しました。

セレモニーでは、4万人目の受講者となった関東学院中学校・高等学校の15名の皆さんに、シミズ・オープン・アカデミーの学長でもある代表取締役会長の宮本洋一より挨拶と記念品を贈呈しました。挨拶では、昨今のバーチャルリアリティー技術の進化に触れつつ「建設はリアルな世界、人が生活する環境を作る仕事。自分の作ったものが形として残り、人の役に立っていくという“ものづくり”の喜びや楽しさを感じてください。」と述べると、受講者を代表して記念品を受け取った生徒さんからは「建設についてたくさんのことを学ぶ機会を作っていただき感謝しています。今日の見学を通じて “ものづくり”の楽しさを感じることができたと思います。」との感想をいただきました。

シミズ・オープン・アカデミーでは、今後も、様々なプログラムを通じて、建設の魅力やものづくりの楽しさを、広く社会に伝えていく考えです。

2016年7月27日 夏休み高校生セミナーを開催

今年の夏休み高校生セミナーは「省エネルギー」「地震防災」「生物多様性」の3テーマで開催しました。今回は首都圏の高校生だけでなく、名古屋や広島からもご参加いただきました。

「省エネルギー」では、技術研究所での省エネルギーの取り組みを通して、建物自体の省エネや輻射空調など機器の省エネ、エネルギーマネジメントなどを学び、「地震防災」では、先端地震防災研究棟での地震体験による免震効果の体感や、オープンデータを活用した災害リスクマップの作成を、「生物多様性」ではビオトープでの生物観察から都市緑化と生態系の関係についての考察を行いました。皆さん、自身が興味を持っているテーマはもちろんのこと、建設に関わる様々な分野のプログラムに積極的に取り組まれていました。

参加者からは「生物多様性に興味があって参加したが、建設の仕組みや地震対策も知ることができて良かった」「実習も多く、最先端の研究を見学・学習できて、とても楽しかった」「建物の構造から環境への配慮まで、“論じる”だけでなく“実行する”姿勢に感動した。参加できて本当に良かった」などの感想をいただきました。

2016年6月9日(木)東京木工場見学会

130年以上に渡って木工技術の伝承と革新を続ける東京木工場とのタイアップにより、現代の木工技術を体感していただくための見学会を開催しました。今回は建築を学ぶ学生の方や木工にご興味をお持ちの一般の方など、約30名にご参加いただきました。

材料の保管から加工、組み立て、塗装などの製作工程に沿った解説のほか、実際に機械を動かして木材を加工する様子も見学していただきました。また、ショールームでは、木製品や建具の見本を見ながら木の種類や特徴などを解説したり、当社の株主優待品となっている東京木工場オリジナルブランド「kino style」の製品紹介もさせていただきました。

参加者からは「貴重な経験をさせてもらった」「何気なく見ている木製品もいろいろ工夫されているのがわかった」「職人技にとても感動した」「大学で建築を学んでいるが、これからの建築を考える上で良いヒントをもらった」などの感想をいただきました。

2016年3月17日 セミナー「ものづくりの現場から」を開催

実際の現場に携わった担当者が、現場で採用した技術やものづくりの醍醐味を語るセミナー「ものづくりの現場から」。本年は、2014年5月に完成した東南アジア最長のトンネル「パハン・セランゴール導水トンネル」、1996年に国の登録有形文化財第一号に指定・登録された「東京大学安田講堂」の改修工事の担当者による講演と、東京大学安田講堂改修工事の項目の一つでもある耐震天井技術について、開発担当者から技術紹介を行いました。

「パハン・セランゴール導水トンネル」の講演では、最初に、発破の瞬間の映像やアニメーションを使って、あまり知られていないトンネル工法の種類について説明がありました。2009年6月の着工から2015年3月の竣工まで約2,100日に及んだ工事では、40℃を越す坑内温度の中での作業や掘削機器の損傷などの様々な困難を、12ヶ国から集まった多様なスタッフ・作業員の団結で乗り越えたエピソードが紹介されました。

「東京大学安田講堂」の講演では、1921年の着工、1923年の関東大震災による工事中断を経て1925年7月に完成した安田講堂の歴史から始まりました。3Dスキャナによる既存建物の図面化などの最新技術を使った、改修工事の基本方針である「創建時の意匠復元」のための様々な検証やこだわりが、創建時、改修前、改修後の写真を通して紹介されました。

東日本大震災での天井の崩落による人命・経済活動への多大な被害を受けて関心の高まっている「耐震天井技術」。東京大学安田講堂の改修工事では、耐震性能の向上も目的の一つでした。特に、面積の大きい講堂の天井の耐震化は重要な項目であったことから、当社の耐震天井技術が採用されました。講演では、安田講堂をはじめ様々な事例と共に「耐震天井技術」を紹介しました。

参加者からは「専門知識がなくてもわかりやすかった」「丁寧な仕事、ものづくりの姿勢が伝わってきた」「学校では学べない実務的な話が聞けて勉強になった」などの感想が寄せられました。

2014年8月21日 受講者3万人達成記念イベントを開催(更新2014/8/26)

シミズ・オープン・アカデミーは、全国の青少年や一般の方々向けの公開講座として2008年9月の開講以来、受講者3万人を達成しました。これを記念して開催した高校生セミナーには、関東近県を中心に23名の皆さんに参加していただきました。

セミナーでは、1つの建物を造るためには様々な分野の知識が必要なこと、地震の多い日本では免震・制震といった地震防災技術が重要なことなどの講義や、無響室での音体験、風洞実験棟での強風体験などをしていただきました。その後、放射を使った空調の体感や断熱の効果をサーモカメラで測定した省エネルギーコースと、ビオトープでの生物種調査や緑がもたらすヒートアイランド対策効果を測定した生物多様性コースに分かれての実習となりました。

なお、セミナーに先立って行った3万人達成記念のセレモニーでは、当社を代表して、シミズ・オープン・アカデミー学長でもある代表取締役社長の宮本洋一より挨拶と記念品を贈呈しました。挨拶の中で「ものづくりでは、実際に見て、触れて、感じることが大切。今日をその機会にしてください。」とあった通り、暑い中での半日にわたるセミナーにも関わらず、「もっと講義を聞きたかった」「もっと見学や実習をしたかった」との声が寄せられるほど、皆さん熱心に取り組んでいただきました。また、「普段、体験できないことができて良かった」「初めて知ることが多く新鮮だった」「とても有意義だったので、次回も参加したい」との感想もいただきました。

シミズ・オープン・アカデミーでは、今後も、建設の面白さや奥深さ、ものづくりの大切さを学んでいただけるプログラムを提供していきます。

2014年5月30日(金) 東京木工場見学会(更新2014/8/26)

明治17年の開設以来、古くからの木工技術の伝承と革新を続ける東京木工場で、現代の木工技術を体感していただくための見学会を開催しました。今回は、高校生から一般の方まで、25名の皆さんにご参加いただきました。

工場内では、材料の保管から加工、組み立て、塗装などの製作工程毎に解説しながら、各所で実際に機械を動かして、木材を加工する様子も見学していただきました。また、ショールームでは、木製品や建具などの展示品を見ながら、様々な木の種類やその特徴、使われ方などの解説もありました。

参加者からは「木材のことについてたくさん知ることができ、有意義な時間でした」「高い技術と製品の質に驚かされました」「子供たちに、どんどん木の魅力を伝えてほしい」などの感想をいただきました。

「東京木工場見学会」は、木にまつわる伝統や技術に触れられる機会として、毎回ご好評をいただいています。シミズ・オープン・アカデミーでは、今後も東京木工場と協力して、このような見学会を実施していきたいと考えています。

2013年12月19日(木) 2013年度第2回セミナー「スマートオフィスと省エネルギー」(更新2014/1/23)

2013年度 第2回セミナーは「スマートオフィスと省エネルギー」をテーマに実施しました。「スマートオフィスへの取り組みと省エネルギー効果」、および「スマートBEMSによる建物(群)のエネルギーマネジメント」と題してそれぞれ研究開発に携わった研究者より話を聞きました。

講演ではスマートオフィスについては、省エネと快適性を両立させるためのオフィスとして、新本社の事例をもとに紹介があり、省エネルギーだけではなく非常時におけるBCPとしての対策技術も含めての話がありました。スマートBEMSによるエネルギーマネジメントについては、技術研究所の建物群での近年の運用結果を基にした節電実証結果の報告がありました。

参加者みなさんの関心が高く、講演内容について活発な質疑応答が行われました。空調、照明、熱源などの具体的運用事例について知りたい。また、国内においてスマートグリッドの実証がどの程度行われているかなど様々な視点から具体的な質問が出されました。その後の施設見学では、省エネ技術の実験室である「ZEBソリューションラボ」をご案内し、実際の執務空間を想定した新しい空調、照明技術をご覧いただきました。スマートグリッド関連では、蓄電池、キャパシタ、ガスエンジンやこれらの制御室、制御状況などを見学頂きました。

今回は、社会人、専門家の方を中心に、約30名の方々にご参加頂きました。参加者からは、「非常に参考になった」「光環境技術についても詳しく紹介してほしい」などの、ご意見を頂きました。

2013年11月5日(火)、12月6日(金) 2013年度「土木の日見学会」(更新2014/1/23)

「地球に優しい街づくり」に関わる土木技術を小学生に理解してもらうために、土木学会関東支部と共同で「土木の日(11月18日)」見学会を開催しています。当社技術研究所では、1990年から地元の小学生を対象に技術研究所見学会を毎年実施しています。

見学会には、11月5日に越中島小学校の6年生101名が、また12月6日には豊洲小学校の5年生123名が参加しました。見学会では、はじめに「土木ってなあに」をテーマに、研究員がクイズ交じりに土木の説明を10分ほど行い、その後本館ショールームをはじめ、ビオトープ、風洞実験棟、岩石実験棟などの研究施設を見学しました。ショールームでは、夢のプロジェクトである海に浮かぶ人工の島、「グリーンフロート」や地震の時に発生した「液状化」の実験を見ながら説明を受けました。ビオトープでは、池の半地下にある観察窓から、水中に生息する魚や飛来したカルガモの様子を観察しました。風洞実験棟では、実際に風洞で作られた風を浴びてその強さを体感し、風による安全対策の大切さを学びました。最後に岩石実験棟では、橋梁、トンネルなどを支える岩石の強度試験による強さを確認し、その破壊状況を観察しました。

小学生からは、「液状化や地震対策がよくわかった」「橋、道路、鉄道などが土木によって造られていることがわかった」などの感想がありました。

2013年10月17日 2013年度 第1回セミナー「ものづくりの現場から」(更新2013/11/25)

2013年度 第1回セミナーは「ものづくりの現場から」をテーマに実施しました。ものづくりに携わった経験豊かな担当者から、普段なかなか知ることのできない建設のプロセス、現場で発揮されたものづくりの知恵、苦労や、建物にまつわる社会的な背景などについての講演が行われました。

今回紹介した現場は、建築が「GINZA KABUKIZA」、土木が「各務原大橋新築工事」です。「GINZA KABUKIZA」では、以前建っていた歌舞伎座のデザインを継承しつつ、新しい建物に活かしてくためのさまざまな工夫や技術が紹介されました。劇場内部の音響をより良くするため、技術研究所で実施した2分の1模型による音響実験の様子や、外観をより忠実に再現するため、東京木工場に設置した実大モックアップについての説明がありました。完成した建物にまつわる裏話もあり、歌舞伎座に行く楽しみが増すような内容でした。「各務原大橋新築工事」では、橋がどのように造られるのか、橋の種類にはどのようなものがあるかなど丁寧な解説が行われ、橋に対する興味が湧くような話から始まりました。各務原大橋では、曲線を活かした外観となっており、デザインが工夫されていること、施工計画に工夫を加えることで工期が11ヶ月も短縮された点が報告され、施工計画の奥深さを知る内容となりました。

その後の施設見学では、ものづくりに関連した施設を主にご案内しました。歌舞伎座の実験で使用した「音響実験棟」、橋梁の風に対する実験を行う「風洞実験棟」も見ていただきました。

今回は、一般のお客さまや専門家を中心に約50名の方にご参加頂きました。参加された方からは、「橋の話は想像以上におもしろかった」「具体的な話は大変興味深かった」「海外の事例についても聞かせてほしい」などの感想やご意見を頂きました。「ものづくり」に関するセミナーは毎年実施しており、今後も継続していきたいと考えています。

2013年7月30日 2013年度 夏休み高校生セミナー(更新2013/11/25)

2013年「夏休み高校生セミナー」は、「建物を創る先端技術を体感」していただくことを目的に実施しました。建築や環境に興味を持つ関東在住の高校生中心に20名が参加し、海外からの参加も1名ありました。

「災害を防ごう」「地球環境を守ろう」などをテーマに、建物を造るうえで重要な技術を知ってもらうため、風洞実験棟での強風体験や研究員による省エネルギーの講義、サーモカメラを用いて温度変化を確認する実習をしました。その後、生物多様性の説明に続いて、中庭ビオトープや、歩道に沿った植え込みを使った生物種調査の実習を行いました。暑い日の午後でしたが、高校生は興味あるテーマだけでなく、沢山のプログラムに積極的に取り組んでいました。
参加者からは、「建設に対する視野が広がった」「楽しく学べ、理解しやすい内容であった」「ビオトープ、自然環境保護などの知識が得られてとてもよかった」「未来構想の技術内容についてもっと知りたい」「建物をつくる、橋をつくるなど技術をもっと知りたい」などのコメントがありました。

2013年6月6日 東京木工場見学会(更新2013/9/12)

古くからの精巧な木工技術の伝承と、時代の要求に応えるため技術革新を続ける東京木工場で、現代の木工技術を体感していただくことを目的に見学会を開催しました。今回は建築を学ぶ学生の皆さんを中心に、26名の方々にご参加いただきました。

材料の保管から加工、組み立て、塗装などの製作工程に沿った解説とともに、実際に機械を動かして木材を加工する様子も見学していただきました。作業をする職人の手元をじっと見ながら一生懸命にメモを取ったり、参加者の方と職人が直接やりとりする場面があちこちで見られ、とても熱心に見学していただきました。

参加者からは「普段は出来上がった製品しか見ていなかったが、その工程を見ることができて理解が深まった」「木材による建築設計の必要性や木材を使った空間の良さを実感した」「木造建築にあまり興味がなかったが、興味が湧いた」などの感想をいただきました。

2012年11月20日 シミズ・オープン・アカデミー受講者2万人突破(更新2012/12/11)

全国の青少年や一般の方々向けの公開講座として2008年9月にスタートしたシミズ・オープン・アカデミーの受講者が、2012年11月20日で2万人を超えました。

2万人目となったのは、高知県土佐高等学校の32名の皆さん。この日は「地震に強い建物のはなし」をテーマに講義及び施設見学を行いました。様々な地震対策の技術を学んだ皆さんからは、研究員もたじろぐほどの鋭い質問が次々と飛び出し、活発な質疑応答が行われました。

講義後に行われた2万人達成記念のセレモニーでは、弊社を代表して専務執行役員の東條より挨拶と記念品を贈呈しました。代表して記念品を受け取った生徒さんは「免震や風体験など、楽しく技術を学ぶことができました。今日学んだことを、これから将来の進路を考える中で意味あるものにしていきたい。」と抱負を語っていただきました。

2012年11月5日 2012年度 「土木の日」見学会(更新2012/12/11)

生活に密着した社会インフラを支えている土木技術を小学生に理解してもらうために、土木学会関東支部と共同で「土木の日(11月18日)」見学会を開催しています。当社技術研究所では、1990年から地元の小学生を対象に技術研究所見学会を毎年実施しています。

今年の見学会には、豊洲小学校の5年生116名が参加しました。はじめに「土木ってなあに」をテーマに、研究員がクイズを交えて土木の説明を10分ほど行い、その後本館ショールームやビオトープ、風洞実験棟などの研究施設を見学していただきました。ショールームでは、夢のプロジェクトである海に浮かぶ人工の島、「グリーンフロート」の模型を見ながら解説を行いました。ビオトープでは、ボードウォークを歩きながら自然に触れ、池の半地下にある観察窓からは、水中に生息する生物や飛来したカルガモの様子を観察しました。風洞実験棟では、実際に風洞で作られた風を浴びてその強さを体感し、風に対する安全対策の大切さを学んでいただきました

小学生からは、「風の強さ、すごさが分った」「また研究所を見学したい」などの感想がありました。

2012年10月18日 2012年度 第2回セミナー「ものづくりの現場から」(更新2012/12/11)

2012年度 第2回セミナーは「ものづくりの現場から」をテーマに実施しました。ものづくりに携わった経験豊かな担当者から、普段なかなか知ることのできない建設のプロセス、現場で発揮されたものづくりの知恵、苦労や、建物にまつわる社会的な背景などを紹介しました。

今回紹介のあった現場は、土木が「東京ガス扇島工場 TL22 LNG地下式貯槽」、建築が「国宝 出雲大社保存修理工事」です。「東京ガス扇島工場 LNG地下式貯槽」では、世界最大級のLNG地下タンク工事の天王山とも言うべき約4万m3の底版コンクリート打設の日程に対して、4年も前から綿密な工程に沿って進められている大胆かつ細心な施工の話に、参加者の皆さんは驚きとともに感心された様子でした。

「国宝出雲大社保存修理工事」では、伝統木造建築特有の工法や塗装、金物、左官工事などについて、通常見ることのできない大社本殿内部の写真を数多く用いて説明がされました。技術を伝承していく難しさとともに、その素晴らしさについても学んでいただきました。

その後の施設見学では、ものづくりに関連した施設を中心に訪れました。リニューアルした「建設技術歴史展示室」も見ていただきました。

今回は、大学生を含めた一般の方や専門家を中心に、約50名の方にご参加いただきました。参加された方からは、「通常では聞くことのできない話で迫力を感じた」「現場の具体的な話は興味深かった」「技研の施設見学についても時間を割いてほしい」などのご意見をいただきました。

「ものづくり」に関するセミナーは毎年実施しており、参加者の皆さんから好評をいただいています。今後も継続してセミナーを実施したいと考えています。

2012年8月24日(金) 東京木工場見学会(更新2012/10/9)

清水建設東京木工場は、明治17年の開設以来、職人により活かされてきた木工技術を伝承するとともに、常に技術革新を続けています。なかなか見ることのできない現代の木工技術を体感してもらうことを目的に「東京木工場見学会」を開催しました。
暑い中の木工場見学となりましたが、木に関わる仕事をされている方、木、木造建物に興味がある方、また、木工場の役割に興味のある方など、多彩な方々が参加されました。

木の材料、乾燥、木取、加工、組立、塗装など木工場の手順に沿っての作業、機械などの解説とともに実際の作業状況を見学しました。また、木工場内に製作された建物内部のモックアップ(実物大の再現)、モデルルームでは、実際の仕上り状況の分かりやすい説明がありました。

参加者からは、「一つ一つの仕事にかかわる技術、労力に新鮮な驚きがありました」「これからも木工場の存在を大切にしてほしい」「木造の奥深さを見ることができました」「木造社寺建築についても知りたい」などのコメントをいただきました。

2012年7月30日(月) 夏休み高校生セミナー(更新2012/9/4)

「夏休み高校生セミナー」は「未来を創る建設技術」をテーマにして今年初めて実施しました。建築や環境に興味を持つ関東在住の高校生21名が参加しました。

ビオトープの見学、振動台による地震体験のほか、研究員による建物の省エネルギーや環境保全の最新の取り組みについて講義を受講しました。
その後、中庭ビオトープや、歩道に沿った植え込みを使い、生物種調査に基づいての生物多様性評価に関する実習や、緑化や打ち水による冷却効果をサーモカメラを用いて測定する実習などを体験しました。

大変暑い日の午後でしたが、高校生は盛り沢山のプログラムに積極的に取り組んでいました。
参加者からは、「建築に関わる視野が広がった」「視覚的に技術を実感でき、理解が深められた」
「理解しやすい内容であった」「知らないことがたくさん知れた」「建築に関するもっとほかの技術内容についても知りたい」などのコメントがありました。

2012年7月24日(火) 夏休み親子見学会(更新2012/9/4)

今年の「夏休み親子見学会」は、「地震に強く、地球にやさしい建物」というテーマで行いました。建設会社ではどんなものを造っているのかクイズなども交えたミニ講義や、技術研究所の建物に採用している地震対策の技術、周辺の環境や生き物にも配慮した緑化の技術の紹介の後、構内の実験施設も見学していただきました。

音響実験棟では、無響室と残響室の2つの実験室を交互に行き来して、風船を使った音の響き方の違いを体感していただきました。風洞実験棟では、どうやって実験を行うのか、風と建物の関係などについて、普段はなかなか入れない大型風洞の内部を実際に歩きながら学んでいただきました。

今回は、約60名の方々にご参加頂きました。参加者からは、「建物が建つまでには、風や音など様々な実験が行われていたことを知ることができた」「地震対策にもたくさんの方法があるのがわかった」「都会の中でもビオトープにはたくさんの生き物がいて面白かった」などのコメントを頂きました。

2012年5月17日(木) 2012年度 第1回セミナー「スマートグリッド・スマートオフィス」(更新2012/7/9)

2012年度 第1回セミナーは「スマートグリッド・スマートオフィス」をテーマに実施しました。「スマートグリッドに向けた建物エネルギーの調整技術」、および「スマートオフィスへの取り組み」と題してそれぞれ研究開発に携わった研究者より話を聞きました。

講演ではスマートグリッドによるデマンドレスポンスにより電力逼迫の際には、計画的に運転計画を立てる等の工夫を自動的に行うことや、緊急的には空調などの交互運転で室内環境をあまり悪化させることなく節電を行えること等の紹介がありました。スマートオフィスについては、省エネと快適性を両立させるための実証オフィスの紹介があり、個人の好みに応じた環境制御の実施状況の報告がありました。

今回紹介があった話は、参加者みなさんの関心が高く活発な質疑応答が行われました。省エネルギー、室内環境の評価について、蓄電池など電源設備の維持管理など様々な視点から具体的な質問が出されました。その後の施設見学では、スマートグリッド関連では、蓄電池、キャパシタ、ガスエンジンやこれらの制御室などを見学頂きました。スマートオフィスに関しては技術研究所4Fにあるアドバンストスマートオフィスをご案内し、実際にワーカーの位置の検知による照明制御の動作も参加者に確認していただきました。

今回は、社会人、専門家の方を中心に、約60名の方々にご参加頂きました。参加者からは、「非常に参考になった」「ほかの技術についても紹介してほしい」などの、ご意見を頂きました。

2012年2月9日 2011年度シンポジウム「地震防災」(更新2012/2/17)

2011年度のシンポジウムは「地震防災」をテーマに開催しました。講師として、名古屋大学減災連携研究センターの護雅史准教授をお迎えし「首都直下・南海トラフなど来るべく地震に備えるために」と題する講演をしていただきました。

阪神・淡路大震災や東日本大震災による被害の概要、液状化による被害と対策、建物の被害が大きくなる要因や長周期地震動の問題など、幅広い話題について図・写真や動画などを使いながら分かりやすく説明をして頂きました。その後、技術研究所の研究員2名が、2011年東北地方太平洋沖地震に関して「生産施設の被災状況の分析結果」と「免震建物の効果」 について紹介しました。

講演の後のディスカッションでは、津波に対する防災のあり方、免震構造の耐久性や検査方法、東日本大震災による業種別の被害の特徴など、様々な視点からの質問が出されました。また、所内見学では、BCP(事業継続計画)に関する3D映像を紹介し、施設内の3棟の免震建物についてご案内しました。

今回は一般の方を中心に、約70名の方にご参加いただきました。参加者からは、「護先生の解説がとても分かりやすく、たいへん勉強になった」「地震対策についてもっと話が聞きたい」「免震構造についてよく分かった」などのご意見をいただきました。

2011年11月24日(木) 2011年度 「土木の日」見学会(更新2011/12/16)

当社では、将来を担う子供たちに土木技術を紹介するため、毎年11月に「土木の日見学会」を実施しています。今年は江東区立豊洲小学校5年生 約100名が参加しました。

最初に10分ほどの講義で、江東区の衛星写真を見ながら、土木ではどんなものを造っているのかを学習しました。またクイズを交えながら、地下鉄のトンネルがどのように造られているのかを学びました。他にもビオトープ(生き物のすみか)を造る事や、二酸化炭素を発生させない風力発電所の建設など、環境に配慮した技術も土木の仕事であることを知りました。

施設見学では、夢のある「宇宙ホテル」や、海に浮かぶ人工の島「グリーンフロート」の模型を見ながら説明を受けました。風洞実験棟では、1940年に架橋からわずか3カ月で落橋したアメリカのタコマ・ナローズ橋を映像で見た後、当時吹いていた風速19mの風を体験しました。またビオトープでは、水族館のように池の中が見える箇所から魚を見たり、浮島に来ていたカルガモを見たりして、子供たちは歓声を上げていました。

参加者からは、「自分たちの住んでいる街が、土木によって支えられていることを知った」「また研究所を見学したい」などの感想がありました。

2011年10月19日(水) 2011年度 第3回セミナー「ものづくりの現場から」(更新2011/11/1)

2011年度 第3回セミナーは「ものづくりの現場から」をテーマに実施しました。ものづくりに携わった経験豊かな担当者から、普段なかなか知ることのできない建設のプロセス、現場で発揮されたものづくりの知恵、苦労やそれを乗り越えた充実感について、臨場感あふれるお話を聞きました。

今回紹介のあった現場は、建築が「モード学園コクーンタワー」、土木が「首都高速中央環状新宿線 大橋シールトンネル」です。「大橋シールドトンネル工事」では、シールド機を狭い立坑内で180度回転させ、安全かつ経済的に上下線のトンネルを施工したお話を聞くことができました。シールド機をから排出される汚水を処理するシステムや、防音対策など、周辺環境への影響にも配慮して工事を進めていたとのお話には、参加者のみなさんも感心されていました。

その後の施設見学では、ものづくりに関連した施設を主にご案内しました。「エンポリス・スカイスクレーパー賞」を受賞した「モード学園コクーンタワー」については、複雑な形状の建物の建設プロセスを、工事開始から終わりまで3D映像でさらに詳しく紹介しました。また風洞実験棟では、超高層ビルの設計において重要な風について、模型を使いながらの説明をしました。さらに、東北地方太平洋沖地震の際に測定された記録を基に、免震技術の効果についての説明も行いました。

今回は大学生、一般、専門家を含め、約70名の方々にご参加頂きました。参加された方々からは、「現場の人の声が聞けて、非常に面白かった」「ものづくりに対する熱意を感じた」「他の構造物に適用された技術についても知りたい」などの、ご意見を頂きました。

2011年8月4日(木) 2011年度 第2回セミナー「木造社寺建築を探る」(更新2011/8/22)

2011年度第2回セミナーは、「日本建築の技術〜古建築に学び次世代へ引き継ぐ〜」をテーマに、当社設計本部 関雅也グループ長を講師として実施しました。日本人の生活と深く結びついた木造の日本建築がなぜ長持ちするのか、法隆寺を始めとする社寺建築を例に屋根、基礎の技術的工夫に注目したお話がありました。また伝統建築には継手、仕口などの木を繋ぐ技術があり、それが現代の技術にどのように結びついているのかと言う、耐震性の視点からの説明もありました。

その後最新の技術情報として、3月11日に発生した東日本大震災当時の、本館免震装置の記録映像を所内見学の中でご紹介しました。東京木工場へ移動してからは木の材料、加工の方法などの解説とともに、実際の作業状況を見学しました。

今回は夏休み期間にセミナーを実施したため、高校生から一般、専門の方まで60名を超える大変多くの方々に参加頂きました。参加者からは、「専門性の高い講師の話への関心ともに、木工場での実際の作業見学は大変興味深かった」「木への関心が高まった」などのご意見を頂きました。

2011年7月26日(火) 「夏休み親子見学会」(更新2011/8/22)

今年の「夏休み親子見学会」は、お子様だけでなく、保護者の方々にも、ものづくりの楽しさや建設の面白さを知って頂きたく「建設ってなぁに?」というテーマで行いました。建設会社ではどんなものを造っているのかのミニ講義に始まり、本館で採用している省エネ技術や安全安心技術をご案内した後、実験棟をご見学頂きました。

風洞実験棟では、1940年に架橋からわずか3カ月で落橋した、アメリカのタコマナローズ橋の落橋の様子を映像でご紹介してから、風による橋の揺れの模型実験を行い、理解を深めました。

音響実験棟では、無響室と残響室の2つの実験室で、風船を使った音の響き方の違いを体感する実験を行いました。

今回は、約30名の方々にご参加頂きました。参加者からは、「何気なく住んでいる街が、とても工夫や研究をされて造られている事を知った」「橋と音の実験がとても面白かった」「未来の建物についても知りたいと思った」などのコメントを頂きました。

2011年5月21日(土) 2011年度第1回セミナー「知って守る、生物多様性」(更新2011/5/26)

2011年度最初のセミナーは、新緑が美しい初夏にぴったりのテーマ「生物多様性」について、東京農工大学農学部 名誉教授 亀山章先生をお招きして実施しました。

「生態系を学ぶには、その地域の歴史を知る事が大切です。」との言葉に始まり、江戸時代の歌川広重の浮世絵から見た江戸の植物の変遷や、今話題の生物多様性の重要性まで、事例を交えて大変興味深いお話をうかがいました。また、当社技術研究所の橘主任研究員が、都市緑化が生態系に果たす役割について、技術研究所ビオトープの設計、施工、管理の視点から話をしました。

講義の後は、技術研究所本館の屋上ビオトープや中庭に位置するビオトープ、また壁面緑化システムを中心に施設見学を行いました。そのほか、「環境」に関わる本館内の省エネ技術についてもご案内しました。

今回は、大学生から一般の方まで多くの方々にご参加頂きました。講義中も笑いが起きるなど終始和やかな雰囲気で、みなさん大変楽しんでいらっしゃいました。参加者からは、「講師の方のお話が楽しく、時間があっという間に過ぎました」「話題になっている生物多様性の事が良く分かった」などのご感想を頂きました。

2011年4月12日(火) シミズ・オープン・アカデミーが2011年日本建築学会教育賞(教育貢献)を受賞(更新2011/4/13)

シミズ・オープン・アカデミーが、「研究施設を用いた青少年への建築技術に関する公開講座プログラムの開設と実践」として、2011年日本建築学会教育賞(教育貢献)を受賞しました。

今回の受賞は、所属学校では体験できない、実体験を含む視聴覚教育プログラムを、最新の研究施設・設備を有する当社技術研究所が率先して実施していることが評価されてのものです。

詳細は、「日本建築学会」ホームページの「2011年日本建築学会教育賞(教育貢献)」欄にある「研究施設を用いた青少年への建築技術に関する公開講座プログラムの開設と実践」をご覧ください。

2011年1月19日(水) 2010年度第4回セミナー「ものづくりの現場から」(更新2011/1/21)

2010年度最後のSOAセミナーのテーマは「ものづくりの現場から」。現場で実際にものづくりを担当している、当社の所長2名が臨場感あふれるお話をしました。

建築の現場は「いしかわ総合スポーツセンター」、土木は「余部(あまるべ)鉄橋の架け替え工事」。普段なかなか知ることのできない、建設に至るまでの歴史や地元の方々の思い、現場で発揮されたものづくりの知恵、苦労やそれを乗り越えた充実感について、熱く語りました。

今回は、約40名の方々にご参加頂きましたが、参加者の中には、建築・土木を学ばれている学生さんが多く、みなさん、興味深く講演者の話に耳を傾けていました。

その後の所内見学では、ものづくりに関連した施設を主にご案内しました。「余部鉄橋架け替え工事」については、工事のプロセスや、風環境シミュレーションの結果などを、3D映像でさらに詳しく紹介しました。また歴史展示室では、突貫工事であった東京・代々木体育館の施工について、当時の貴重な映像とともにご説明しました。

参加された方々からは、「とても勉強になった」「非常に有意義な時間を過ごした」「建設について、もっと知りたいと思った」などのコメントを頂きました。

2010年8月27日(金) シミズ・オープン・アカデミー 受講者1万人達成 (更新2011/1/21)

2008年9月に開講した、シミズ・オープン・アカデミーの受講者が、2010年8月27日に1万人を超えました。1万人目となったのは、文京学院大学女子高校の生徒さんたち8名。課外授業の企業訪問での来訪でした。

当日は、当社が考える「未来の建物」の講義に加え、建物を建てる際に必要不可欠な安全安心の技術や、環境にやさしい技術についてもご紹介しました。

1万人達成を記念して、みなさんに、シミズ・オープン・アカデミーの副学長でもある、当社技術研究所所長の矢代より記念品を贈呈しました。その後、新聞社によるインタビューが行われ、受講の感想を尋ねられた生徒さんは、「思っていた以上に最先端の技術がありました」と驚いた様子で、「将来は建設会社で働いてもいいかな」と、笑顔を見せていました。

シミズ・オープン・アカデミー
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