第4回

篠原 和珠

自己紹介

氏名
篠原 和珠(2020年入社)
部署
福島営業所
主な業務
営業
今まで取り組んだ仕事の中で、印象に残っているできごとは何ですか。

新入社員のときに配属された「石巻ポンプ場作業所」での現場事務です。東日本大震災により地盤沈下した地域にシールドマシンで雨水が通るトンネルを掘り、雨水を排水するためのポンプ場をつくる現場です。
震災当時は九州にいたため、震災復興はどこか他人事のように感じていましたが、地域住民やJV職員、作業員の方々など多くの人から震災当時の話を聞いたり、いくつもの復興現場で話を聞いたりするうちに「現場のために、石巻のために」をモットーに仕事をするようになりました。
現場事務の業務は誰がやっても同じだろうと思われがちですが、私は私にしかできないやり方で仕事に臨みたいと考えていました。実際にいろいろな会議に出席したり、現場に足を運び、先輩や作業員の方々に工事のことを教えていただいたりして現場の理解を深め、自身の業務に反映。また、地域住民や、JV職員、作業員の方々とのコミュニケーションを欠かさず取ることで、より円滑な現場運営に尽力しました。
新入社員だから、事務員だから、女性だからと敬遠せずにのびのびと多くの経験をさせてくれた現場にはとても感謝しています。

当社で働いて良かったなと思うことはありますか。

支店配属当初は土地勘もなく友人もおらず、非常に孤独な生活を送っていました。しかし、仕事をしていく中で、お客様、地域の方々や社員との交流が増え、「いつでも帰っておいで」と言っていただけることがたくさんありました。遠方にいる会社の同期や現場の先輩方とも頻繁に連絡を取り合い、仕事のことでもプライベートのことでも相談ができる仲間ができました。常に気にかけてくれる人が身近にいるということは、仕事をする上でも大きな安心感につながっています。

 
休みの日はどのように過ごしていますか。

休日は日本各地に赴き、ドライブ、ツーリング、キャンプ、パチンコ、スノーボード、釣り、温泉めぐり、サウナ、バッティング、バイク整備など、さまざまなことをしています。各地にいる会社の同期や大学時代の友人、現場でお世話になった先輩方と過ごすことが多いです。熱々のお湯に飛び込んでみたり、各地のお祭りに参加したり、震災遺構を訪ねたりもしています。特に東北は自然が豊かなので、ガイドブックに載っていないような場所を見つけて思いっきり自由に遊ぶことができます。

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