第7回「女性社員の活躍」

自己紹介

氏名
伊藤 加奈子(2009年4月入社)
出身地
宮城県
所属
生産総合センター
(建築現場にて施工図を担当)
氏名
田中 萌香(2015年4月入社)
出身地
東京都
所属
建築部

【司会】:最初にお二人の入社経緯を教えてください。

【田中】:幼い頃、同じ建設業で働く父親の仕事の関係で海外に住んでいた時、建物を見ると日本の建物の方が綺麗だなと思っていた時があり、その頃から海外から見ても日本の建物の品質が高いと感じていました。その思いは就職活動中も続き、建設会社に興味を持ちました。また、建設業と言うと男性社会というイメージが強いですが、当社は他社に比べ女性社員が多いということを知り、当社を希望し、入社しました。

【伊藤】:社会基盤を支える建物の建設に携わりたいという思いがあったことです。私の場合、入社してから長い間、内勤で施工図を作図していましたが、やはり現場にいるともの造りの最前線で、建設に携われていると日々実感しています。また現場では1つのチームで仕事が動いており、楽しく毎日を過ごしています。

インタビューに答える伊藤氏
インタビューに答える伊藤氏

【司会】:現場では具体的にどのような仕事をしていますか?

【伊藤】:主に職人さんへ説明するための施工図を作成しています。実際に施工図を確認しながら作業をしてもらうことになるので、日々分かりやすい施工図を作成するよう心掛けています。

【田中】:私は事務担当として、現場の決算や入出金の手続き・管理といった経理業務、現場配属・異動の際の人事業務、また現場内の各種イベントや来客対応等の庶務業務をしています。

【司会】:技術系の方が担当する以外の仕事を全て担当しているのですね。田中さんの場合、事務系社員ですが現場に出る時はありますか?

【田中】:時々あります。業務を行う中で出てくる建設業の専門用語は実際に現場に出て実物を見ないと分からないこともあるので、定期的に先輩社員にお願いして現場を見せてもらっています。

インタビューに答える田中氏
インタビューに答える田中氏

【司会】:現在は現場で仕事をされているわけですが、今後のお二人の将来像を教えてください。

【伊藤】:なかなか具体的にイメージすることは出来ませんが、まずは今を頑張ることです。

【司会】:当社では現在、「働き方改革」の取り組みを行っていますが今後どのように変化していくと思いますか?

【伊藤】:みんなの仕事に対する意識は変わってきていると思います。現場は決められた工期があり、現場での作業終了後も残って業務を進めなくてはならない時もありますが、効率の良い仕事をして少しでも早く帰宅するような雰囲気が醸成されればと思います。また、ダイバーシティの観点から女性の活躍推進も行っていますから、これからは違った仕事の仕方が出来るだろうと期待しています。

【田中】:私もそう思います。今、建設業は新たな転換期を迎えていると思うので、男女が共により働きやすくなるよう自分から色々進言し、仕組みを作ってみたいです。
私は今、現場事務を担当していますが、事務系社員の代わりは大勢います。会社と社会にとって重宝される事務系社員とは何かを自問自答すると、一歩先を見据えて行動でき、起こりうるリスクの予測・的確な結論を出せる人なのではないかと感じているので、そういう人を将来像として目指しています。

【司会】:建設会社に入社希望する女子学生へのメッセージをお願いします。

【伊藤・田中】:技術系で入社する場合、体力勝負となる場面がどうしてもあります。大変な時、戸惑う時等ありますが、面倒見が良い先輩社員や上司が多くいますので、コミュニケーションを取れば困難な状況でも乗り越えることができ、自分を大きく成長させられる環境があります。現在、女性に対してもより良い職場になるよう様々な取組みを当社でも行っていますので、入社を希望する方がいたら一緒に仕事をしたいです。

インタビューに答える伊藤氏田中氏

女性社員が働く現場所長へインタビュー

自己紹介

氏名
阿部 正弘(1981年4月入社)
出身地
神奈川県
所属
建築部(現場代理人)

【司会】:こちらの現場には女性社員が複数名在籍していますが、阿部所長から女性社員はどのように見えていますか。

【阿部所長】:今までいくつもの現場を運営してきましたが、当現場は女性社員が多くいることで現場・事務所の雰囲気が明るいと感じています。また複数名いることで、女性同士だからこそ相談出来ることもあり、気持ち的に余裕も生まれていると思います。きめ細やかな業務をしてくれているので、所員一同、より良いモノづくりへも繋がっていると思います。

インタビューに答える阿部所長
インタビューに答える阿部所長

【司会】:現場を運営するにあたり、女性社員に対し、何か心掛けていることはありますか?

【阿部所長】:何よりも語り合う時間を作るようにしています。女性社員と語り合うことで、今まで気が付かなかったことに新たに気が付かされますね。

【司会】:具体的にはどういったことですか?

【阿部所長】:今まで安全看板というとシンプルに文字だけが書かれていたことが多かったですが、今では提案を受けて絵も入れて、現場各所で心が和む環境が生まれました。

【司会】:それでは最後に建設会社へ入社志望する女子学生、興味がある学生へメッセージをお願いします。

【阿部所長】:世間一般のイメージと違って、職人の方を含め優しい人が多く、また教えてくれる環境が多々あります。労働時間短縮の取り組みも積極的に推進し、より良い方向へと環境が変化してきていると感じています。是非同じ建設業でモノづくりを一緒にしましょう!

【司会】:本日はありがとうございました。

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