デザート・アクア・ネット構想
シミズのしごとトップページ砂漠に湖を。運河ネットワークによる新しい地球利用の提案。
地球の陸地面積の3分の1を占める砂漠を利用した開発計画です。
砂漠の凹地に人工湖を複数つくり、そのなかに人工島を建設し、そこに海水を引き込み、各人工湖を運河で結び、水のネットワークを形成します。
砂漠に水の道をつくることで生命を吹き込み、人工島の水上都市化を実現しようというシミュレーションプランです。

全体構想
砂漠の開発利用において水の確保がもっとも重要な課題であり、いかに水を、ネットワークさせるかを主眼におきました。
- 1. 不透水層まで達する連続地中壁に囲まれた複数の海水湖
- 2. 海水のポンプ圧送と、自然流下による水の循環システム
- 3. 各々の湖を運河で結んだ、水のネットワーク
- 4. 湖のなかに設けられる人工島
- 5. 陸上交通と水上交通を中心とした交通システム

システム
システムの中心である水の道の作り方は、海から水を引き入れ、ポンプ圧送によって高地に位置する人工湖に貯水し、自然の傾斜を利用して、複数の人工湖をめぐり、海へ戻すという方法をとります。
経路の途中には数箇所のブースター・ポンプ・ステーションが設けられます。
巨大な湖ができることにより、湖の中の人工島、および周辺の気温が下がり、湿度が上がることが期待でき、おだやかな気候をともなった快適な環境が創出されることでしょう。
海水のポンプ圧送規模と工法
湖は出来るだけ自然の地形(凹地)を選びます。
大きさは東京湾に相当する直径30km、水深は20m〜30m、湖同士の間隔は150km程度。
止水は不透明層まで達する厚さ2mの連続地中壁によって行われます。
湖を結ぶ水路はコンクリート・ライニングによる運河で、幅50m、水深10mを基本とします。
湖のなかには、自然の土地の高みを利用した人工島が設けられます。
海水の湖と人工島空間利用
海水を引き入れるため、湖で漁業、海洋バイオマスなど海洋資源利用・開発を行うことができます。
運河を輸送・交通に利用し、人工島の水上都市化とともに、発展させることもできます。
人工島は、科学と自然の融合した空間として、様々に利用できるハイテク・オアシスとなるでしょう。
エネルギーは、豊富な太陽を利用したソーラー発電や広大な土地を受電基地としたSPS(太陽発電衛星システム)を利用することも考えられます。

イスラエルにあるドナリエラ培養池

海水の湖と人工島
