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國學院大學神殿造替

大學創立140周年記念事業の一環として御神殿造替を実施した。学内にある神殿は学生に神道の実践を伝承する大切な場である。今回の再配置では本殿、幣殿、拝殿の軸線を一直線とし、神域内の既存樹木群を極力伐採しない配置とした。
本殿は、拝殿・幣殿とのバランスや屋根の重なりを考慮し、新たに基壇を設け床高さを上げて、神聖な場の表現をした。
拝殿、幣殿は、伊勢神宮式年遷宮の古材が用いられており、柱が細く壁が少ない開放的な建物であった。全解体移築にあたっては、見た目を極力変えないことを旨とし、実験にて定量的な評価を行ったアンカーボルト補強の採用、腰壁を耐震壁へ改修、見え掛かりに配慮した火打ち材の追加を行い、特徴ある意匠を継承した。
伝統技術と現代技術を融合させ、全国の神社に奉仕する方々への継承の場を繋ぐことができた。

竣工年
2025
主用途
大学(神殿)
延床面積
105.26m2(本殿・拝殿・幣殿・神饌所)
構造/規模
木造/地上1階

福本 敦子

柿澤 英之

木村 誠