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第一生命京橋キノテラス

かつて木や鉄を扱う職人たちの活気で満ちていた京橋の地に建つ、木造と鉄骨造によるハイブリッド構造の賃貸オフィスの計画である。第一生命の「人に寄り添う」という理念の実現を目指した。
分散コアの平面計画により、均質的なオフィスから脱却するとともに、窓廻りの開放性を合理的に生み出し、室内から都心の緑景や季節の移ろいを感じられる。また、テラスやピロティ空間が自然との融和を促し、都市景観に木のぬくもりを添えている。 「シミズ ハイウッド®」技術を用い、約1,100m³の国産材で約740tのCO2を固定。電炉材活用を含め、建設時のCO2排出量を約37.5%削減した。
木造化は、単なる環境負荷の低減に留まらず、人々の暮らしや働き方に新たな価値をもたらしたいと願うシミズの挑戦でもある。 都市と自然、伝統と革新が調和する、持続可能な賃貸オフィスビルの新たなモデルケースとなった。

竣工年
2025
主用途
事務所・店舗等
延床面積
16,151.25m2
構造/規模
S造一部木造およびRC造/地下2階・地上12階・塔屋1階
施工
清水建設・日本建設共同企業体

内藤 純

池田 賢介

下錦田 聡志