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大屋根リング

「大屋根リング」はEXPO2025大阪・関西万博の会場全体計画の理念「多様でありながら、ひとつ」を体現したシンボル的な建築物である。内径約615m、全周約2kmにおよぶ世界最大の木造建築物が全参加国のパビリオンを内包する。会場内の主動線であり、日差しや雨から守られた滞流空間であり、そして会場全体や周囲の風景を見渡す展望機能などさまざまな機能や体験を担っている。
日本の伝統的な「貫(ぬき)工法」と最新の木造技術を融合させたこの巨大建築は、工区ごとに異なる3社が担当している。当社が実施設計・監理を担当した南東工区は、大部分が水の上に立ち、大々的に連なる木架構を広く見通せる特長的なエリアである。
他工区の設計者とも密に協働し、数多くの実大実験を経て、細部のディテールまでこだわり抜いた美しい建築となった。

竣工年
2025
主用途
歩廊
延床面積
66,900.02m2(内23,144.80m2
構造/規模
木造一部S造(EV)/地上2階
受賞
  • グッドデザイン賞2025 ベスト100・未来社会デザイン特別賞
  • 令和7年度木材利用推進コンクール(優良施設部門) 審査委員会特別賞
  • 第24回緑化技術コンクール 国土交通大臣賞
  • 京都デザイン賞2025(第6部門) 大賞
  • ウッドデザイン賞2025 最優秀賞(農林水産大臣賞)
  • みんなの建築大賞2026 推薦委員会ベスト1
  • iF DESIGN AWARD 2026 GOLD AWARD
施工(PW南東工区)
清水建設・東急建設・村本建設・青木あすなろ建設共同企業体

加地 則之

田淵 英二

船戸 佑樹