
Works
本プロジェクトは、時代の変遷と共に役目を終えた旧通信用局舎を解体し、NTT東日本グループが保有する事業用土地の資産価値向上と千葉駅前大通りの活性化を目的とした計画である。敷地は千葉駅前大通りに面した好立地であり、千葉市はこの駅前大通り一帯を歩行者中心の開発を推進するエリアとして位置付けている。この都市計画に寄与すべく、構造フレームのオーバーハングによる無柱アーバンテラス、高層階の眺望と反射光にフォーカスした屋内バルコニー、ワーカーなら誰でも利用可能な屋上展望テラスを計画し、全フロアにおいて内外共に大通りとの関係を意識した建築構成とした。NTT東日本グループが手掛けるオフィスビルとして、災害拠点となる地下柱頭免震構造や建備それぞれの省エネ技術、省人化を見据えたICT技術の採用をテーマとした。千葉を拠点とする熱意あるキーテナントの入居も決まり、地域に根差したオフィスビルを実現している。
- 竣工年
- 2024
- 主用途
- 事務所
- 延床面積
- 20,148.43m2
- 構造/規模
- S造一部CFT造・RC造/地下1階・地上12階
- 設計
- 清水建設・NTT ファシリティーズ設計共同企業体
- 工事監理
- 株式会社NTT ファシリティーズ
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水島 一彦
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萱野 貴大
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木伏 菜々
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渡邊 享哉
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盛川 岳穂
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菅 裕之