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トップページ > Works > キオクシア岩手 第2製造棟
フラッシュメモリの世界有数の生産規模を誇るキオクシアの北上工場第2製造棟である。高い生産効率実現のためにクリーンルームの最大化が求められ、短辺167m、長辺235mの大規模で最先端の工場を実現した。自然豊かな岩手の山々や北上川が望める管理棟を併設し、アルミカーテンウォールと金属パネルによるメタリックな外観は最先端半導体工場の顔となっている。製造棟はELVシャフトと冬期の着雪を防ぐための給気塔が巨大な壁面を分節化するアクセントとなるように計画した。管理棟のゲストエントランスの天井や来客受付の壁面には外観のパターンや基盤回路をモチーフとしたデザインとすることで、企業イメージを象徴する空間としている。重要顧客などにクリーンルームを説明する見学室は、生産および自動搬送の状況が分かるよう上下2段構成とした。様々な最新技術を盛り込んでおり、今後もキオクシアの主要製造拠点の一翼を担い発展していくことを確信している。
- 竣工年
- 2024
- 主用途
- 工場
- 建築面積
- 36,533.94m2
32,758.89m2(520棟/CR棟)3,038.73m2(新管理棟)736.32m2(棟間通路)
- 構造/規模
- S造(免震構造)/地下1階・地上13階・塔屋1階
- インテリアデザイン
- フィールドフォー・デザインオフィス
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長戸 博一
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半田 宜之
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早田 倫人
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有働 公男
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片山 浩一
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青木 和巳