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海老名総合病院 新棟

高度な病院機能の集約のためにフロアプレートを最大限確保し、その上で「スーパートライアングル病棟」と名付けた3つの病棟を三角形に配置する計画としている。三角形の頂点に配置したスタッフステーションは、ほとんどの病室に正対しており、居ながらにして病室内の様子を見ることができる。またスタッフステーションから病室までの距離が短く、スタッフはすぐに患者の元に行くことができる。このようにスタッフの負担を軽減しながら患者や家族にもスタッフの顔が見え、働きやすく安心な病棟となっている。スタッフステーションに面する病室の壁面は全面が明るく光る仕様とし、スタッフのモチベーション向上を図った。また夜勤スタッフの拠点は、必要な照度を取りながら患者に眩しくないよう円形の深い折上天井照明とした。病棟の中央には可動間仕切りを開ければ多職種が集ることができるスタッフコミュニケーションコアを整備し、チーム医療を促進できるようにしている。

竣工年
2023
主用途
病院
延床面積
38,892.99m2(敷地全体)・19,112.77m2(新棟)
構造/規模
S造/地上6階
インテリアデザイン
フィールドフォー・デザインオフィス
PMr・CMr
株式会社山下PMC

大石 茂

根ヶ山 愛子

大野 毬子

古本 美希

松田 光弘