
Works
豊田汽車技術開発(上海)有限公司が、上海の自動車産業の技術革新地区にてモビリティ社会の実現に向けた先端研究を行う、自然にも社会にも開かれ、人と環境が調和し、働く人が共創し合う公園のような場=イノベーションパークを目指した研究開発拠点である。南北に縦動線と設備諸室を配置し、中央に60m×60mのユニバーサルスペースを設けた。外周四周には将来計画に対応した設備バルコニーを設け、短期・長期の更新性にも配慮している。各フロアを縦につなぐイノベーションボイドは、各階の異なるインテリアを取り込みながら、平面のズレによる視線の交錯、異なる天井高によって、各部門間をつなぐ共創のための多様な空間としている。地球規模での予期せぬ事象が頻発する激動の時代において、モビリティを通じてすべての人の「幸せ」を実現するための、地球環境・社会・人のために成長を続ける、持続可能な次世代型R&Dである。
- 竣工年
- 2023
- 主用途
- 研究所
- 延床面積
- 46,002.8m2
- 構造/規模
- RC造一部PCa構造・一部S造/地上7階
- 基本設計・デザイン監修
- 株式会社日建設計
- 申請設計
- 中石化上海工程有限公司
- インテリアデザイン
- フィールドフォー・デザインオフィス
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髙橋 晃一
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元木 智也
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清成 心
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中島 英己
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陳 偉光
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飯島 淳一