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新大阪第5ドイビル

発注者所有の築200年の家屋と雄大な庭のあった敷地に計画されたテナントオフィス。 「オフィスビルとしての普遍性」と「土地の持つ固有性」。これら2つの視点における価値向上を追求した。 事務所専有部は、「中間庇」と「二段ブラインド」を用いた新しい考え方の外装により「開放感・快適性・省エネ」の両立を実現。太陽光の角度に合わせ上下のブラインドの開閉状況を選択可能にすることで、グレアやPMVの悪化を抑制し、外光を取り入れることのできる期間を年間日中の85%(一般的なオフィスビルの10倍)確保し、ZEB Orientedを達成した。 共用部は、樹齢70年を超える欅を職人の技とデザイン力の協働により、高さ5mの積層材のアートワークやサインとして再生し、柔らかな光に包まれた空間にダイナミックなコントラストを生み出す象徴的な構成とした。

竣工年
2022
主用途
事務所
延床面積
13,453.19m2
構造/規模
S造/地上13階・塔屋1階
受賞
  • 第56回日本サインデザイン賞 銀賞
  • 日本空間デザイン賞2022 入選
  • ウッドデザイン賞2022 入賞
インテリアデザイン
フィールドフォー・デザインオフィス
オブジェ・階数サイン
studio Jig
総合案内サイン
安多化粧合板株式会社
照明デザイン
株式会社ライティングM

加地 則之