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平塚文化芸術ホール・見附台公園

1200席のホールをもつ文化芸術センターと都市計画公園の一体整備を行うPFI法に準じたDBO方式の事業である。旧東海道平塚宿の始点に位置した歴史性にも配慮しながら、平塚市の文化芸術の新たな拠点、また公園との一体的な賑わいを創出する場の整備を行った。ホールが直接公園とグランドレベルでつながる断面計画とし、どこでも舞台や客席になるホール＆パークとしている。エントランスホール吹抜部を中心にオープンスペースや路地をちりばめることで、使う人が自分で居場所を見つけ、想像力が喚起される空間構成としている。また、市民が平塚らしさを感じられるよう、旧東海道宿場町の歴史や湘南ひらつか七夕まつりをモチーフとしたデザインを各所に施した。様々な世代が日常の居場所として、ここで地域の様々な魅力を発見し文化を育むよう、また、本施設が新しい人の流れを生み、まちを育む拠点となることを期待している。

竣工年: 2022

主用途: 劇場

延床面積: 8,414.31m²

構造／規模: SRC造一部S造・RC造／地上４階

受賞

2022年度グッドデザイン賞
第56回日本サインデザイン賞　入選

ランドスケープデザイン: 株式会社戸田芳樹風景計画・合同会社HOC

照明デザイン: 株式会社ライティングM

サインデザイン: 株式会社OKデザイン室

施工: 清水建設・湘南造園・エス・ケイ・ディ建設工事共同企業体

設計: 清水建設・安井建築設計設計共同企業体

監理: 株式会社安井建築設計事務所

: 若杉晋吾

: 内矢雅清

: 釜谷潤