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経済成長著しいインドネシア首都ジャカルタの中心地に立つ超高層オフィスビル。三菱地所設計によるコンセプトデザインをもとに計画された超高層オフィスビルと併設する商業施設の複合開発である。
個性を主張する超高層ビルがひしめくジャカルタの都市景観の中で、リズム感のある垂直マリオンを持つ独立した4枚の面によるシンプルな外装で、普遍的な美しさを追求した。これまでの極端な車社会に起因する歩行者軽視の街区、日本とは比較にならないセキュリティへの高い要求や常夏の日射を避ける屋内思考といった理由からか、ジャカルタでは、各建物が街に対して閉鎖的な開発が多い。本計画では、近接する東西2棟のタワーが作る日陰部分に設けた地上プラザから連続するセットバックテラスと外装の独立した4枚の面を地上から浮遊させることにより、中の賑わいを外に表出させ、ジャカルタでの新しい開発のあり方を提示している。
- 竣工年
- 2021
- 主用途
- 事務所・商業施設
- 延床面積
- 148,269.63m2
- 構造/規模
- RC造/地下1階・地上50階・塔屋1階(オフィス棟)
地下1階・地上13階・塔屋1階(駐車場棟)
- コンセプトデザイン
- 株式会社三菱地所設計
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村上 又三郎
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熊谷 澄雄