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トップページ > Works > 日本女子大学 百二十年館・杏彩館
日本女子大学120周年記念事業のキャンパス再整備の一環として、図書館棟に続いて計画された2棟の建築である。
キャンパスの中心に位置する百二十年館は、学生の多様な活動のための場所となり、キャンパス内の人の流れを融合させる要になることを目指した。大きな吹抜の中庭と共に1階の半分をピロティとすることで、一つの完結した建物ではなく、キャンパス全体を感じられる空間としている。
杏彩館は、不忍通り側の校門に面し、目白キャンパスのもう一つの顔となることが求められた。ヴォールト状の屋根下には、学生たちが様々に活動できるテラスが広がっており、ガラス張の外観と共に、まちに学生の様子が広がっていく。
今回の整備により大学全体に学生のための空間が広がり、Ⅰ期工事の図書館と共に、この場所が大学と地域を柔らかくつなぐ場所となることを期待している。
- 竣工年
- 2021
- 主用途
- 大学(教室・研究室・食堂・学生滞在スペース)
- 延床面積
- 5,799.39m2(百二十年館)・1,134.68m2(杏彩館)
- 構造/規模
- S造・RC造/地下1階・地上3階(百二十年館)・S造/地上2階(杏彩館)
- 受賞
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- 第64回BCS賞
- 基本設計
- 妹島和世建築設計事務所・佐々木睦朗構造計画研究所
- 実施設計・工事監理
- 妹島和世建築設計事務所・清水建設設計共同企業体
- 実施設計監修
- 佐々木睦朗構造計画研究所
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重松 英幸
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吉村 環紀
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中澤 綾