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千葉大学(亥鼻)医学系総合研究棟

千葉大学医学部の新たな拠点となる新研究棟の建設計画である。千葉⼤学医学部には「千葉医学」という140 年以上に及ぶ伝統と研究成果を包括する概念がある。世界の医療を牽引する卓越した教育・研究拠点として、伝統と先進性を共存させ、先達から引き継がれた「千葉⼤学三つの教え」を体現する建築を⽬指した。
外観は、旧医学部本館のタイル色と風合いを再現し歴史の継承と重厚感を表わした低層部に、先進性を表現した縦基調の高層階を重ねた。
特徴的な内部空間として、「智慧と歴史」「未来と創造」の部屋と名付けられた2つのアクティブラーニングのための空間をエントランスに直結して設けた。その日の状況やニーズに応じた利用が可能なこの場所は、研究室にこもりがちな医学者の新しい居場所として様々な情報や研究者間の交流とコミュニケーションを引き出しイノベーションの場となる。

竣工年
2021
主用途
大学(研究棟)
延床面積
40,726.59m2
構造/規模
S造/地下1階・地上11階・塔屋1階
設計
山下設計・清水建設共同企業体
インテリアデザイン
フィールドフォー・デザインオフィス
サインデザイン
株式会社OKデザイン室 大内 かよ
監理
株式会社山下設計

住田 樹紀

日野 哲也

吉川 桃子