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トップページ > Works > 信州ウッドパワープロジェクト
信州ウッドパワーは、当社及びトヨタユーグループ共同出資による木質バイオマス発電所である。当社初の木質バイオマス発電事業としてLCV事業本部が事業を推進している。施設内にて燃料となる木チップ製造から発電までを行う。発電出力は2MW級であり、間伐材や虫喰い被害材などの未利用材を利用し、地域内の木材供給量だけで成立する規模となっている。地域の森林を整備・保全をしながら再生可能エネルギー発電を行うことで、地球温暖化対策、林業振興、地域創生に貢献を行う事業である。
敷地は東御市が造成した山間の造成地で、南側は山の斜面、北側は眼下に千曲川と市街地が広がる。配置は、市街地からプラント設備が見えないよう木チップ製造工場を配置し、南側の山の色合いに景観的に馴染むよう、建屋外壁を黒色とした。施設を管理する管理棟は木造2階建である。主要構造材・外壁・内装に信州カラマツ材を採用し、木の魅力を体感でき、木育教育の場としても利用できる施設とした。
- 竣工年
- 2020
- 主用途
- 工場
- 延床面積
- 990.97m2
- 構造/規模
- S造(管理棟:木造)/地上1階(管理棟:地上2階)
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篠塚 真作
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松田 宏之
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毛利 圭介