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トップページ > Works > 流通経済大学 龍ケ崎キャンパス 佐伯記念武道館
創立55年の歴史を刻み、点在する建物を再整備して「アカデミック」と「スポーツ」のふたつのプラザを繋ぐリンケージ型キャンパスへ転換するというマスタープランに基づいた記念武道館の計画である。
「武道の精神と和の心の表現」をテーマとし、シンプルな構造体と環境材料である木がそのまま建築表現になることに努めた。また木を多用することで昨今の環境問題、循環型社会の形成に繋がるという木材活用の流れをコンセプトともに学園に理解いただきプロジェクトは進められた。
構造体は力学的にも、材料としても素直に扱い、屋根木造梁と鉄筋コンクリート造の柱梁をシンプルなリズムで繰り返すことで力の流れを明快に表現した。インテリアは、木質素材を適材適所に積極的に用いコンクリート打ち放しの躯体やガラスとの組み合わせで新しい和の空間づくりを試みている。
- 竣工年
- 2020
- 主用途
- 大学(武道館)
- 延床面積
- 1,764.84m2
- 構造/規模
- RC造一部木造/地上2階
- 受賞
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- ウッドデザイン賞2020 入賞
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若杉 晋吾
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佐原 あい
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木村 誠
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小里 謙一