
Works
東京都で働く看護職が会員となる東京都看護協会の新会館である。協会職員の働く場であると同時に、看護職への研修や就労支援、両親学級等の子育て支援などを行う学びの場でもある。都心の積層型研修施設として上下階のつながりを生み、利用者間の交流を促す空間の創造を目指した。
避難動線・日射遮蔽・視線制御の機能を併せ持つバルコニーを各階に配しながら整形な研修室・事務室を最大限確保した。それと同時に、研修の合間に過ごす時間と場所も同じように重要であると考え、各階を有機的に繋ぐ3層吹抜のラウンジを中心とした様々な過ごし方をすることができる場所をつくりだした。
自然光があふれ、木陰に佇むような心地よい空間が利用者相互の直接的・間接的な交流を誘発し、看護職同士の知のつながりを生み出していく。
- 竣工年
- 2019
- 主用途
- 事務所・研修施設
- 延床面積
- 4,906.88m2
- 構造/規模
- S造/地下1階・地上6階・塔屋1階
- インテリアデザイン
- フィールドフォー・デザインオフィス
- サイン・BIデザイン
- エモーショナル・スペース・デザイン 渡辺 太郎 渡辺 希理子 佐野 裕次
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佐藤 剛也
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上田 昌弘