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トップページ > Works > 東急コミュニティー技術研修センター NOTIA
建物管理企業の社員研修施設である。「気づき」をテーマに「建築・設備の実物から学ぶ」・「つながりを学ぶ」・「研修者が出会い・学びあう」場を生み出した。同時に、Nearly ZEBを達成し、サスティナブルな企業姿勢を示した。これらは「HUB」と「サポート」と呼ぶ2つの要素が機能的、環境性能的に補完しあうことで実現している。機能的には、中央部の「HUB」は研修の場の中心となり、周囲の「サポート」はコミュニケーションなどのアクティブな活動の場となっている。環境性能的には、「HUB」は大熱容量を持つエネルギーの幹として地熱による蓄熱・放熱・放射空調を行い、「サポート」は縁側のように熱的中間領域として日射を遮りつつ、光と自然換気を採り入れている。また外観の軒・水平床・細柱等によって、次世代の環境ビルに日本的な印象を与えている。
- 竣工年
- 2019
- 主用途
- 事務所(研修施設)
- 延床面積
- 2,446.73m2
- 構造/規模
- RC+S併用構造/地下1階・地上5階
- 受賞
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- 作品選集 2021-22
- 2021年度グッドデザイン賞
- 第10回カーボンニュートラル賞 大賞
- 令和2年 空気調和・衛生工学会 学会賞技術賞
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今井 宏
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加登 剛司