
Works
アリーナ・プールと音楽ホールを有するスポーツ・文化複合施設であり、災害時には1万人収容可能な避難施設となるPFI事業による計画である。スポーツ等を通じた市民の健康づくりと賑わいの場として日常的に集い・賑わい、災害時には前面に広がる防災公園「神栖中央公園」と連携し、避難所機能を確保することで災害時の助け合いにつながることを意図している。
「コミュニケーションコリドー」は、広い間口の縁側空間として、公園と内外一体となり公園機能を補完している。また施設内の各用途の結節点として、可動家具や植栽により様々な人々の居場所となる。
アリーナやコリドーの屋根架構には県産材杉の集成材で構成された木鋼ハイブリッド材を採用することで、平常時の構造耐力・剛性向上に寄与しながら、災害時に安心感を与える落ち着きのある空間とした。
- 竣工年
- 2019
- 主用途
- スポーツ・文化施設
- 延床面積
- 20,145.47m2
- 構造/規模
- S造/地下1階・地上2階
- 受賞
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- 2019年度グッドデザイン賞
- 第53回日本サインデザイン賞 銀賞
- 第6回インテリアプランニングアワード2020
- IAUD国際デザイン賞2020 非常時配慮デザイン部門銀賞
- いばらきデザインセレクション2019 選定
- ウッドデザイン賞2019 激励賞(審査委員長賞)
- インテリアデザイン
- フィールドフォー・デザインオフィス
- 施工
- 清水・大平建設共同企業体
- 設計
- 清水建設・梓設計設計共同企業体
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重松 英幸
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谷口 尚範