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三井ガーデンホテル 神宮外苑の杜プレミア

明治神宮外苑の新国立競技場を目の前に臨む場所にあるホテル。都心にありながら全方位に豊かな眺望が望める立地特性を活かし、外周部はすべてバルコニー付き客室となっている。バルコニーは神宮外苑の杜との調和を第一に考え、木の温もりに包まれた心安らぐものとしている。キューブ状の客室が積層した印象を持つバルコニー先端はＰＣとＧＲＣで繊細に表現した。木材が持つ柔らかさとＰＣ、ＧＲＣが持つソリッド感が組み合わさった１つの客室グリッドが、202.0ｍの円弧を描きながら繰り返すことで独創的なデザインを創り出している。
インテリアは柱型・梁型を出さない架構に拘り、外殻RCアウトフレーム+鉄骨造のハイブリッド構造を採用した。これにより内部空間から外部空間までをシームレスに繋ぎ、豊かな外部空間を最大限に享受できる計画としている。

竣工年
2019
主用途
ホテル（362室）
延床面積
15,856.41m2
構造／規模
RC造・S造／地上13階
受賞
  • 2020年度グッドデザイン賞
基本設計・デザイン監修
株式会社日建設計

吉田 進一

祖父江 司