
Works
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で体操・新体操・トランポリン・ボッチャの会場として利用され、大会後は展示場として約10年の暫定利用が予定されている。
日本の木文化の発信とサスティナビリティをコンセプトに木材の積極的な利用を行っている。最大の特徴であるスパン約90mの大断面集成材による木造屋根架構は国内初の規模の挑戦である。張弦梁を地組し、片持ちトラス先端からジャッキで持ち上げるリフトアップ工法とすることで高効率かつ安全な施工を行った。
観客席の傾斜床に沿った外壁には断熱と遮音材を兼ねた杉の間伐材を使用し、シンボリックな杯形状の外観と居心地のよい軒下空間を産み出している。
木材使用量は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の全会場の中で最大量を誇る。
- 主用途
- 展示場
- 延床面積
- 39,300m2(競技場時)・27,400m2(展示場時)
- 構造/規模
- S造・木造/地上3階
- 受賞
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- 第62回BCS賞
- 第23回木材活用コンクール 優秀賞(林野庁長官賞)
- 基本設計・実施設計監修・監理
- 株式会社日建設計
- 技術指導
- 斎藤 公男
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石川 慎一郎
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鈴木 康二郎
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久米 建一
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山下 美帆