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習志野市  新庁舎

習志野市は1964年に建設された旧庁舎の建替えに伴い、耐震性向上・機能性向上を主眼としてデザインビルドにより計画、入札により基本設計・工事監理を佐藤総合計画、実施設計・施工を清水建設がそれぞれ担当することになった。 新庁舎は安全・安心を念頭に建屋基礎免震構造を採用。デザイン性、省エネ、メンテナンス性に考慮した水平庇を基調とした外装デザインと敷地の高低差を利用した平面、断面、外構計画とした。 市のブランドメッセージである『音楽のまち習志野』をデザインコンセプトとし、市庁舎内外のデザインに展開した。外部のハミングひろばと連続する大階段は、上下の市民ロビーを繋ぐ動線であると同時に市民のコミュニケーションの場として計画されており、竣工時には市の中学生によるブラスバンドの演奏が盛大に行われ市民と完成の喜びを分かち合った。

竣工年
2018
主用途
市庁舎・土木作業員詰所・自動車車庫・自転車駐車場
延床面積
19,274.74m2
構造/規模
S造一部SRC造(基礎免震構造)/地下1階・地上6階
受賞
  • 2018年度グッドデザイン賞
  • 2018年SDA賞日本サインデザイン賞 銅賞
基本設計・監理
株式会社佐藤総合計画
サインデザイン
有限会社エモーショナル・スペース・デザイン 渡辺 太郎 佐野 裕次

藏品 誠

佐野 穂高